こんにちは！ゆるきゃんです。「石垣島」のハーブ生活の３回目、次はローゼルをご紹介します。
石垣島の庭先や畑で栽培され、秋に赤くなるのをよくみかける植物です。ローゼルのガクの部分は鮮やかな濃赤色で、昔からハイビスカスティーに使います。閉じかけた傘のような形をしたローゼルは、毎年１１月頃が旬の時期にあたります。独特な酸味はクエン酸を含み疲労回復の効果があり、葉も美味しく食べられます。今回は、カンタンにできるローゼルのジャム・塩漬け・シロップの作り方をご紹介します。
・ローゼルジャム
・ローゼルの塩漬け
・ローゼルのシロップ
ローゼルジャム
(材料)
ローゼル500ｇ
砂糖 250ｇ
水 600㏄
(作り方)
- ローゼルを洗いながら種を取る。
- 鍋に水とローゼルの種を入れ、沸騰したら種を取り出す。
そこへ砂糖とローゼルを入れ、弱火で5分くらい煮込むとなじんできます。とろみが出たら出来上がり。
酸味と甘みが魅力のローゼルジャムは簡単にでき、ヨーグルトと合わせても、パンにぬっても美味しいです。
ローゼルの塩漬け
(材料)
ローゼル30ｇ
塩 ３g
(作り方)
- 洗ったローゼルから種を取りのぞき、水気をふき取る。
- 清潔な瓶にローゼルを入れ、塩をふりフタをする。
- ３日目くらいから食べられます。２～３日の間は、冷蔵庫から瓶を出してローゼルに塩がなじんでいるか様子を見てくださいね。細かく刻んでご飯に混ぜ、おにぎりにしても美味しいですし、酢飯にローゼルのみじん切りを少量混ぜていなりにしても、色鮮やかです。また、ローゼルの塩漬けに、お湯を注げばピンク色のきれいなのローゼル茶にもなります。
ローゼルのシロップ
(材料)
ローゼル １０個
砂糖(黒糖orはちみつでもおいしい) 120ｇ
水 ３00㏄
(作り方)
- ローゼルを洗い、種を取りのぞきみじん切りにする。
- 鍋に砂糖と水とローゼルを入れて弱火で煮込む。
- ローゼルから色が抜けたら、網でこす。
- 清潔な瓶に入れ、冷蔵庫で保存(２週間ほどで飲み切る)。
お好みのシロップ量で、炭酸割りすると酸味が爽やかなローゼルサイダーになります。甘みは、お好みで加減してください。
その他ローゼルの葉の部分も食べられるので、おひたしや天ぷらにすることで美味しくいただけます。このように石垣島では身近なハーブが日常の食生活を引き立て、医食同源の流れを今でも大事にしています。
「石垣島」のハーブ生活のローゼルはいかがでしたか？機会がありましたら、是非作ってみてくださいね。次回は、ヤエヤマアオキです。
