西表島の冬:魚も仮死状態になる!?

西表島の冬:魚も仮死状態になる!?

こんにちは。西表島在住 you- です。
2021年も、よろしくお願いします!

日本中、大雪が降って大変だというニュースを目にしますが、皆様、元気にお過ごしでしょうか。

今回は、『西表島の冬』の様子をお伝えしていこうと思います。

西表島の冬は寒い!?

「南の島なんだし、常夏でしょ?」

確かに。
天気がよくて太陽が顔を出す日は、最高気温25℃を越えるような夏日になることもあります。
もちろん、そんな日は半袖でも汗が出るほどです。

しかし、八重山の冬は、天気が悪い日が多いのです(◞‸◟)
数年前には、2月中1か月間の日照時間が2時間!!ということもありました。

そして、今冬は・・・寒い!! 特に寒く感じます。

気象庁HPのデータを見てみると、

例年であれば、年末年始の最低気温は16~17℃・最高気温は20~21℃なのですが、
今年は、最低気温10℃台・最高気温12℃台!?
寒いはずです。。。

さすがに雪は降りませんが、こんな日は、海中に住む魚たちも冷えて仮死状態になり、波打ち際に倒れています(^^;)

魚も仮死状態になる!?

「ウソでしょー(爆笑)」と思いますよね。

ウソのような本当の話なのです。

例えば、ダイビング中に見るオイランハゼの姿は、巣穴から体を出して、こんな感じですが、

寒い日の朝、干潮時に干潟を歩いてみると、
⇩海水ギリギリのところで、動かずに寝ています。

こんな具合に、浅瀬に住む魚たちが強風で波打ち際まで寄せられ、寒さに耐えられず、仮死状態になっているのです。
もちろん、仮死状態なので、触れば動き出すものもいます。
また、長くこのままの状態にあれば、凍死してしまうものもいます。

この日は、他にもいろいろな生物が見られました。

トビウオ

エソの幼魚

シオマネキ

普段なら、近づく前に気配を察知して穴に隠れてしまうシオマネキですが、上手に撮ることができます(^^;)

イセエビの子ども

小さすぎるので、これは海に返してあげましょう(*^^*)

ある島人は、こんなにもたくさんの食材をGETしていました!

このような方法で食材を調達することも、昔ながらの島人生活の知恵です♪

沖縄人は、気温20℃でもダウンを着る!?

以前、こんな話題がニュースになったことがありました(笑)

さすがに西表島では、20℃でダウンジャケットを着ている人はあまり見かけませんが(お洒落して行くところもないので(笑))、トレーナー&フリースの重ね着はしていますね。

今冬のように、気温10℃になったら、間違いなく完全装備 or 引きこもりです!!

エアコンの暖房だけでは足りず、電気ストーブもつけました。
電気カーペットは、ありがたい存在です。
「久々に、こたつを出した。」というご家庭もありました。

「最低気温10℃もあれば、十分じゃない!」と思われるかもしれませんが、太陽もなく北風の強風が吹く中では、体感気温は かなり低く感じるのです!

まとめ

というわけで、南の島でも、冬はそれなりに寒いです。
12~2月頃、八重山諸島に遊びにいらっしゃる方々は、寒い日・暖かい日の差が激しいので、オールマイティーな服装になれるような準備をして、お越しくださいね♪

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