移住後に知った石垣島の隠れたおすすめ:紅イモ

移住後に知った石垣島の隠れたおすすめ:紅イモ

こんにちは。石垣島在住の小石です。沖縄のお土産の定番といえば、紅芋タルトですよね。
沖縄本島では御菓子御殿が有名ですが、石垣島でも八重山南風堂や宮城菓子店など石垣島産の紅芋を使用したタルトが人気です。
タルト以外にもいろいろなお菓子に加工されている紅芋。実は加工される前の生のお芋は、沖縄県外への持ち出しが禁止されているって知っていましたか?

1 持ち出し禁止なの?

沖縄で栽培されている紅芋を始めとしたお芋には、沖縄にしかいないイモゾウムシやアリモドキゾウムシが寄生していることがあります。これらの虫を本州に持ち込まないために、生の状態での持ち出しが禁止とされているのです。
また、沖縄県内でも久米島への持ち込みは禁止となっています。久米島ではこれらの虫の根絶に成功したので、再び侵入させないために持ち込み禁止なのです。

2 紅芋ってどんな芋なの? 紫芋との違いは?

紅芋はヤマノイモ科ヤマノイモ属です。ヤムイモの一種で、中身が紫色のものを言います。
ダイジョ、デンショ、ウベ、ベニヤマイモとも呼ばれます。
ヤムイモと聞いて、「あれ、紅芋ってサツマイモじゃなかったの?」という疑問を持った方もいるのではないでしょうか。

紅芋と紫芋を区別して呼び分ける場合には、ヤムイモであるダイジョを「紅芋」、紫色をしたサツマイモを「紫芋」と呼ぶようです。
ですが沖縄では、このヤムイモも、紫色のサツマイモも、両方とも「紅芋」と呼びます。
石垣島で有名な紅芋の品種に「沖夢紫」がありますが、これも紫色をしたサツマイモです。

3 紅芋の色の秘密

サツマイモが黄色、ヤムイモは白色が主流ですよね。でも、紅芋は赤紫色です。この赤紫色はポリフェノールの一種である「アントシアニン」が含まれているからです。
「アントシアニン」というとブルーベリーが有名ですが、この紅芋にも豊富に「アントシアニン」が含まれています。
「アントシアニン」は抗酸化作用、視力改善作用があることで知られていますが、最近では肝機能の改善にも効果が期待されています。

4 紅芋の食べ方

そのまま焼き芋にしたり、蒸し芋にしても美味しいのですが、薄くスライスして揚げるだけの紅芋チップスもおススメです。
揚げた後に砂糖をまぶして甘くすると、子供のおやつにピッタリ。
うちではそのまま、ポリポリ食べてます。

 

沖縄では「うむくじ天ぷら」として食べる家庭も多いです。
蒸かしてから潰した紅芋に小麦粉と卵を混ぜて焼く、いわゆる紅芋パンケーキです。
揚げて食べることも多いです。


おやつにするなら、紅芋プリンもおススメです。ミルクと砂糖を混ぜてゼラチンで固めると出来上がりです。

 

 

スープにしても美味しいです。紫色の鮮やかな色が、沖縄ならではの特別感を高めてくれます。

 

お正月の栗きんとんを紅芋で作ると、こんな色合いになりました。

栗きんとんは、「栗金団」と書き「金の団子」「金の布団」の意味から、金運アップを願うものですが、紅芋なので「栗べんとん」となりました。金運アップの縁起をかつぐのはちょっと無理そうですが、紫色は高貴な色とされているので、これもありかなと。独創的な色合いなので、個性的な一年になることを願ってみました。

5 まとめ

紅芋タルトや紅芋チップスをお土産にする方も多いかと思います。紅芋そのものについて知識があれば、お土産を渡す際の話題にも花が咲きます。
もし長期滞在されることがあれば、ぜひ島で買って調理して食べてみてください。

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