西表島をドライブ⑦ 県道215号「白浜南風見線」(美原~大富編)

西表島をドライブ⑦ 県道215号「白浜南風見線」(美原~大富編)

こんにちは。西表島在住の you- です。
シリーズで、西表島の端から端まで、実際にドライブした記録をお届けしています♪

県道215号のドライブは、今回で7回目。
総延長約54km、沖縄県内で最も長い県道の旅も、そろそろ終盤です。

今回は、車を停めて、寄り道したくなるような場所がたくさん出てきますよ。
では、早速、前回の続き、由布島を過ぎたあたりから行ってみましょう♪

西表野生生物保護センター/西表熱帯林育種技術園

山側に、ひときわ目立つヤマネコの看板があり、

そこから少し行くと、『西表野生生物保護センター』の案内標識が出てきます。

県道からは外れますが、西表島に来たのなら、是非寄っていただきたい場所です。

この施設は、イリオモテヤマネコの保護活動の拠点として整備された施設で、ヤマネコをはじめ、西表島の野生生物や自然環境保全について詳しく知ることができます。
入館料は無料!
しかも、希望すれば、スタッフの方が一緒に回って、詳しく説明までしてくれますよ!

センターへの道の途中には、『西表熱帯林育種技術園』があります。
こちらも庁舎内の入館無料!
庁舎前の展示林は、いつでも見学が可能で、西表島をはじめ、八重山地域に生息する郷土樹種が植栽してあり、樹木には名札もかかっているので、とても勉強になります☆

後良橋ロードパーク

野生生物保護センターから少し行くと、ぐっと視界が広がって、後良(しいら)川見えてきます。ここの橋の親柱も素敵♪

上は、河口側の景色ですが、川の上流側は、広大なマングローブ林が広がっています!

この景色の中を、カヌーツアーで行くのもいいですね(*^^*)

車を停めて、ゆっくりと景色を楽しめる東屋もありますよ。

東屋の右側には、ヤマネコ親子の像と、説明板があります。


東屋の左側には、「古見(くん)の浦節」と「矼(はし)ゆば節」の歌碑が並んでいます。

こちらの「古見の浦節」の石碑は、新しく作られたもので、もともとの古いものは古見集落内にあります。
歌の内容は、与那国島に行く途中で遭難し、古見の浦に辿り着いた石垣島の役人が、
古見の浦の素晴らしさと、そこで出会った役人や女性たちや、恋した乙女と過ごした日々の思い出と妄想を歌ったものだそうです。
「矼ゆば節」は、西表島の古見を挟む前良川と後良川に石を積み上げて、二つの橋を造った時の歌だそうです。

「古見の浦節」の歌碑は、この先の『ブナレーマ橋』にも刻まれていますよ♪
 

古見のサキシマスオウノキ群落

サキシマスオウノキは、見ごたえのある板根で有名ですよね。
歩いて見に行ける場所としては、ここが一番!だと思います。

昔は、「この御嶽は絶対に通るなよ!」と言われながら、

御嶽の脇から、悪路を進んで見に行っていたのですが、今は、こちらの道は閉鎖。
向かって右手側に、上等な遊歩道ができています(^^♪

案内標識より、少し手前に駐車スペースがあるので、「しまった!通り過ぎたー!」と思ったら、慌てず戻ってください(笑)

遊歩道は、マングローブの群落の中を行きます♪

日本には、オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギモドキ、ヒルギダマシ、マヤプシキ、ニッパヤシの7種類のマングローブがありますが、西表島には、その全ての種類が生育しているんですよ☆

この遊歩道から見られるマングローブの多くは、オヒルギとヤエヤマヒルギです。
<オヒルギ>


<ヤエヤマヒルギ>

そして、遊歩道のつきあたりに、サキシマスオウノキです。

大富集落

立派なリュウキュウマツの群落を 遠目に見ながら、

しばら~く走ると、街が出てきます!

道路も入り組んで、どちらに進めばいいか、迷ったりするかもしれません(笑)

上のY字路は、大原中学校近くにありますが、このY字路の目の前には、西部からドライブしてでも行きたくなるような『大富共同売店』があります。

島の人手づくりの野菜だったり、お弁当だったり、雑貨だったり、いろんなものが並んでいてとても楽しいんですよ!

この集落の端っこは、仲間川の手前です。
つい通り過ぎて橋を渡ってしまいがちですが、そこには、史跡や石碑が多く並んでいるので、
是非 足を止めて眺めてもらいたいです。

まとめ

いかがでしたか?
見どころがたくさんで、書ききれませんねー💦
是非、ゆっくり時間をかけて、足を(車を?)停めながら、楽しんでください。

次回は、いよいよ215号の終点で~す!

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