こんにちは!ゆるきゃんです。
見かけはシンプルな木の葉のようですが、食べてみると意外なおいしさを持つ「おかわかめ」を今回はご紹介します。
「おかわかめ」は実際に触ってみると、湿り気があり厚みもあります。食べてみるよくわかるのですが、つるむらさきに風味が似ています。
生のままで食べると青臭みがありますが、調理していただくととてもおいしいことに驚きます。
2.「おかわかめ」のおいしい食べ方
1.おかわかめの魅力
「おかわかめ」は名前からすると海藻を連想させますが、実は土から生まれる野菜の一種です。つるむらさきの仲間なので粘り気のあるところが特徴で、サッと湯通しするとシャキシャキとした食感がありとてもおいしいのです。
「おかわかめ」は雲南百薬(うんなんひゃくやく)という別名があります。百薬という名前があることから栄養素も豊富で、葉酸・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・ビタミンAなどをふくむ野菜です。
「おかわかめ」は葉だけでなく根から茎と太い茎の節につく「むかご」という球根部分まで丸ごと食べられます。
生のままでも食べられますが、火を入れると格段においしくなります。軽くゆでると海のワカメと大差ない色合いと形状が面白く、両方合わせて食べてみると微妙な食感の違いを楽しめ、よりおいしくいただけます。
「おかわかめ」はつるむらさき系の植物なので葉はきざむとぬめりが出てきます。
2.「おかわかめ」のおいしい食べ方
青臭さが苦手ではない方なら生のままでも食べられますが、一度サッと熱湯にくぐらせ冷水にとって水けを切ってから合えるをオススメします。
さっと湯通しした「おかわかめ」は生のワカメとあわせ、ごま油としょう油少々をたらして合えるだけでも十分においしくいただけます。
味わいにクセがないので、お好みのドレッシングやポン酢とも合わせられサッパリとおいしくいただけます。
その他にはサラダ、お浸し、天ぷら、炒め物、スープにしてもおいしいです。
「おかわかめ」はにんにくやごま入れたスープにマッチングします。食感と香りで食欲をそそります。
「おかわかめ」と「うみわかめ」のカンタン和えもの
(1人分)
おかわかめ 10枚
乾燥ワカメ ひとつかみ もしくは生ワカメ
しょう油 少々
ごま油 少々
- 「おかわかめ」をさっとゆがく
- わかめをもどす(生ワカメでもOK)
- 水分を切ってあわせる
- しょう油とごま油をたらして軽く混ぜていただきます。
「おかわかめ」と「うみわかめ」のにんにくスープ
(2人分)
- にんにく ひとかけ
- ごま油 少々
- つゆの素 大さじ2
- 酒 大さじ1
- 塩 少々
- 水 600㏄
- おかわかめ 10枚
- ワカメ ひとつかみ
- 白ゴマ 少々
- 鍋にきざみにんにく、水、つゆの素、酒、塩を入れ煮立てます。
- ワカメとおかわかめを入れ再度煮立たせたら、塩味は好みで仕上げて火をとめます。
- ごま油をまわしかけ、器に注ぎます。
- お好みで白ゴマをパラパラ、できあがりです。
シンプルですがとってもおいしいですよ。
おいしい島野菜「おかわかめ」はいかがでしたか?
ぜひ、機会がありましたらお試しくださいね。