石垣島の子育て事情:小学校編

石垣島の子育て事情:小学校編

こんにちは、石垣島在住のあきらっちです。今回は石垣島の子育て事情についてご紹介したいと思います。

1.小学校の数

石垣島には小学校が17校(私立1校含む)あります。ほかに小中併設校が4校、特別支援学校が1校あります。そのうち、各学年に複数のクラスがある学校は7校あり、いずれも市の中心部にあります。残りの小学校は1学年に1クラス10人以下がほとんどです。児童数の少ない小学校では、年に数回、3~4校が集まり、体育などで合同授業が行われたりします。

2.授業や学校行事

授業では通常の科目に加え、石垣島に関する授業(歴史や伝統文化など)が行われます。学校行事では、遠足の時、観光地(川平湾や竹富島)や学校近くの山(於茂登岳・バンナ岳・野底マーペーなど)に行きます。運動会では昔ながらの作業を再現する種目(縄ない競争)、学芸会では地域の祭り保存会などの協力のもと、豊年祭やエイサー、郷土舞踊を披露する小学校があります。

3.課外活動

課外活動として、スポーツ面では市の中心地の小学校を中心に、少年野球、バレーボール、バスケットボール、サッカーが盛んです。特に少年野球と女子バレーボールは県内有数の強豪で、これまでに県大会や九州大会、全国大会での優勝経験があります。文化面では、マーチングバンドやカラーガード、自転車クラブがあり、これもそれぞれ全国大会での出場・優勝経験があります。

4.島の小学校における父母のかかわり

学校行事では、PTA主催で夏まつりや秋まつりを行う小学校がいくつもあります。課外活動における活動費や大会派遣費捻出のため、父母会が地域の祭りに出店をすることが多いです。本土のような義務感や人間関係はなく、自ら積極的に参加し、中には行事が終わったあとの、先生方を交えた慰労会を楽しみに活動をする父母もいます。

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