石垣島ハーブ生活 月桃編

石垣島ハーブ生活 月桃編

こんにちは!ゆるきゃんです。「石垣島」のハーブ生活の2回目、次は月桃をご紹介します。

月桃(げっとう)はサンニンとも呼ばれ、島の道ばたや庭先に自生しています。鈴なりの花はかわいらしく、葉は長くて丈夫です。葉・実・茎・花すべてが暮らしの中で使われ、昔から万能のハーブとして親しまれてきました。

・月桃の歴史

・生活に役立つ月桃

・月桃を使った食べ物

月桃の歴史

季節行事のムーチーの日(旧暦12月8日)にお供えするカーサームーチーがありますが、これは月桃の葉で包み蒸しあげた餅のことです。また清明(シーミー)の頃(旧暦3月)に月桃の花が咲き、秋にはオレンジ色の実をつけます。種子は胃腸を整える効能があり、生薬として漢方でも使われています。

生活に役立つ月桃

月桃には抗菌作用があります。乾燥させた葉や実は10分間ほど熱湯で煮出してから飲め、甘い香りとスッキリした味わいが特徴です。またポリフェノールを含み、美肌効果も期待できます。月桃の葉を乾燥させたものを布袋に入れ、タンスにしまうとカビの防止や虫よけになります。

月桃を使う食べ物

塩をした魚や肉、水で溶いた餅粉を月桃の葉で巻き、蒸し器で蒸すと香りが移り素材がより美味しくなります。抗菌作用を生かし、弁当やオードブルの仕切りにも使えます。月桃の実を泡盛に漬け込むと薬酒になります。

 

石垣島のハーブ生活・月桃編はいかがでしたか?島の豊かなハーブの恵みをぜひ味わってくださいね。次回はローゼルです。

 

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