こんにちは。石垣島在住の小石です。「ドラゴンフルーツ」という名前を聞いたことがありますか？ どんなフルーツなんだろうと想像が膨らみますよね。期待に違わず、独特な見た目に強烈なインパクトを受けます。石垣島では生のドラゴンフルーツも、アイスクリームなどに加工されたものを食べることもできますよ。
１ ドラゴンフルーツってどんな果実なの？
ドラゴンフルーツとは、サボテン科ヒモサボテン属の果実です。原産地は中南米と言われています。国内の主な産地は沖縄県で、2015年は国内収穫量の8割を沖縄県が占めています。旬は7月から12月になります。
皮がドラゴンの鱗のように見えることから、ドラゴンフルーツと呼ばれるようになりました。「ピタヤ」と呼ぶこともあります。ピタヤとは熱帯地域のサボテンの果実のことを指します。
ドラゴンフルーツの花は、同じサボテン科の月下美人の花と似ています。月夜に咲く美し花で、観賞用に育てている人も多くいます。
２ ドラゴンフルーツの色と味
赤い果肉に黒い種、もしくは白い果肉に黒い種が有名ですよね。
でも、それだけじゃないんです。ピンクの果肉の種類もあるんです。
果皮は赤色が一般的ですが、黄色の種類もあるんですよ。ゴールデンピタヤという果皮がゴツゴツと硬くトゲがある種類が、一番甘いです。一般的な赤い果皮のように鱗状の果皮のイエローパタヤは、味も赤い果皮のものと似ています。
赤い果肉と白い果肉を食べ比べてみると、赤い果肉の種類の方が若干甘いようです。白い果肉はあっさりとした甘みが特徴です。外側からでは、中が赤いのか白いのか分かりませんので、市場ではどちらの種類か表示してあるのでよく見てくださいね。
石垣島に引っ越した際には、自分で育てることもできますよ。
３ ドラゴンフルーツの栄養
マグネシウムやカリウムなどミネラルが豊富に含まれています。マグネシウムは骨や歯の形成に必要と言われています。カリウムは細胞の水分量などを整える効果があります。
妊婦さんに摂取してほしい葉酸も含まれていますし、ビタミンもBを中心に各種含まれています。食物繊維もたっぷりで、かつ低カロリーというミラクルフルーツなのです。
赤いドラゴンフルーツの色は、ポリフェノールの一種である「ペタシアニン」の色素成分によるもので、抗酸化作用もあります。
４ 食べ方
半分に切って、スプーンで食べるのがおススメです。ゴマのような黒い種も一緒に食べることができるので、ご安心ください。小さいので気になることなく、食感を楽しめます。色が美しいので、その見た目を活かした盛り付けをアレンジしてくださいね。
ジュースやジャムやアイスクリームにも加工されています。高級フルーツになるので、値段は高めです。
５まとめ
ごっつい見た目からは想像できない甘くて美味しい果実です。生食だと繊細な甘さを、より感じられます。ぜひドラゴンフルーツが実る季節に石垣島に来られたら、食べてみてください。
