こんにちは!ゆるきゃんです。今回の石垣島美らハーブ生活はウコン編です。
琉球古来の長寿の薬草として生活に欠かかせないウコンは、沖縄では「うっちん」と呼ばれ、スーパーのドリンクコーナーに「うっちん茶」や、居酒屋メニューにも、うっちんハイ(うっちん茶で割った酎ハイ)があります。沖縄・石垣島の温暖な土壌はウコンの栽培に向いていて、日々わたしたちの健康に役立っています。そこでウコンについてご紹介します。
1.ウコンの特徴
2.ウコンを手軽にとるには
1.ウコンの特徴
ウコンという植物は成長すると成人男性の身長をこえるほどの高さになります。現在、日本で使われているウコンは何千種類の中の一部です。それぞれのウコンの個性や長所はことなり、根と葉の部分だけでも含まれる成分がことなります。沖縄では春ウコンは心臓、秋ウコンは肝臓などによいと言われ、お酒をたくさんたしなむ土地には身体を思いやるハーブがあることは、本当にありがたいですね。その他にも、ウコンは抗菌効果や炎症をおさえる効果も期待でき、肌にぬったり化粧品としても使われています。ウコンは本当に奥が深いです。
・春ウコン
春に花を咲かせるのが特徴で、食べると苦味が強いです。切り口は鮮やかな黄色で、主に染料や香辛料に使われています。
・秋ウコン
秋に花を咲かせるところが特徴です。お茶やカレー粉や料理の色づけに使われています。
・紫ウコン
紫ウコンはガシュツと言い、ウコン独特の黄の色素はなく、白みがかった薄紫色の根茎です。近年の研究では胃腸の働きを整える作用があるとされています。ガジュツはあらゆる環境でも、みずからの根を成長させようとする力があり、強い生命力を持つのが特徴です。
・白ウコン
白ウコンはハナショウガと言い、つくしを連想させる花が特徴で、栽培量も少ないです。
2.ウコンを手軽にとるには
・ウコンのすりおろし
すりおろしが一番カンタンです。
お湯に入れてとかして飲めます。料理に少量入れたりするのが一番手軽にとれるでしょう。
・ウコン茶のつくり方
①秋ウコンを洗ってスライスする。
②ザルなどに並べ、陽当たりのよい屋外で乾燥させる。(10日~2週間)
③手で折ってパキリと割れるのが引きあげ時。(湿気を寄せない缶などに保管)
④1ℓの水とお茶パックひとつ分を入れたウコンを鍋に入れて火にかける。
⑤沸騰してから弱火で5分すれば、できあがり。
温かいままでも、冷ましてから氷を入れてアイスにして飲めます。はじめて飲む場合は苦味が少ない秋ウコンから使うのがいいかもしれません。
・ウコンの炊き込みめし
<材料>
米 2合
すりおろし生ウコン 20~30g
塩 少々
バター30g(カレーと合わせる場合は入れる)
①お米を研いで、お釜の中で吸水させる。
②すりおろした秋ウコンをお釜の中入れ、全体をかき混ぜ、(バター)、塩、を入れたら炊飯器で炊く。
③炊き上がったら混ぜ合わせる。
バターを入れれば、カレーに添える黄色いターメリックライスにもなります。
カレーには白いご飯もおいしいですが、このウコンの炊き込みめしはカレーともよく合います。
石垣島美らハーブ生活のウコン編はいかがでしたか?機会がありましたらぜひ試してみてくださいね。