こんにちは!ゆるきゃんです。石垣島の美らハーブ生活、今回はボルトジンユです。
石垣島に多様なハーブがあり、大切なぬちぐさ(命草)がいたるところに生えています。それは意識していないと気づかないままのことも多いのですが、石垣島に移住した時は雑草と思い込んでいた植物が「奇跡の薬草」だったことに後で気づくということはよくありました。そのひとつが、ボルトジンユでした。ボルトジンユは挿し木をすると、あっという間に増えるので育てながら自宅で楽しめるところが一番のメリットと言えます。そこでボルトジンユの特徴と使い方をご紹介します。
1.ボルトジンユとは
2.ボルトジンユの使い方
1.ボルトジンユとは
ボルトジンユは、以前沖縄からブラジルに移民した人が、帰省の時に沖縄へ持ち帰ったことから広く知られるようになったハーブのようです。ボルトジンユはミネラル・リン・カリウム・カルシウムが含まれ、体内の余分な塩分を排出したり、血圧や血糖を下げる効果が期待され「奇跡の薬草」と言われています。
手軽に庭やベランダのテラコッタで挿し木ができ根がよくのび増えるので、とても育てやすいです。独特な強い香りがあり、 虫除けにもなります。また一度ボルトジンユを植えるとどんどん増えるので、知り合いに株分けしてあげるとよいでしょう。
2.ボルトジンユの使い方
ボルトジンユの葉だけを取って日に当てて1週間~2週間、カラカラするまで干します。
<生の葉からいれるボルトジンユティー>
・1ℓの水
・ボルトジンユの生の葉 10g
鍋にボルトジンユの生の葉と水を入れ、沸騰したら弱火で10分煮込みます。
独特の香りとほんのり苦みがありますが、比較的飲みやすいです。
<乾燥葉からいれるボルトジンユティー>
・1.5L〜2Lの水
・ボルトジンユの乾燥葉 5g
鍋にボルトジンユと水を入れ沸騰したら弱火で10分煎じます。
ホットとアイスでは風味が変わるので、そのままで飲んでも冷やしてもよいです。飲みやすい方を選んでください。
保存方法としたは、乾燥させたものと生のもののどちらも冷凍することができます。
お茶が一番手軽にボルトジンユを楽しめますが、ゆでて刻んでチャンプルー料理に加えて食べられます。
ボルトジンユのハーブは、石垣島のJAファーマーズマーケットゆらてぃく市場やミルミル本舗の本店で販売されています。
『石垣島の美らハーブ生活 ボルトジンユ』はいかがでしたか?ぜひ機会がありましたら試してみてくださいね。