こんにちは!ゆるきゃんです。今回は半年間にわたりアートホテル石垣島で開催されている「島の手仕事展Ⅲ 第二章のくらし(民具・木工品) 」をご紹介します。
前回開催された第一章のテーマ「やちむん(焼き物)」は、数多い展示品からあらためて八重山・石垣島の作家さんの存在を身近に感じ、どれも生活に馴染む味わい深さがありました。
今回の「くらし」の展示は多様な民具・木工品が並び、石垣島の歴史と共に歩んだ職人技の素晴らしさが伝わってきます。アートショップ内の展示内容をご紹介していきます。
1.島の手仕事展Ⅲくらし(民具・木工品)
2.第一章 くらし(民具・木工品)展示販売協力先
1.島の手仕事展Ⅲくらし(民具・木工品)
今年で3回目の開催となる「島の手仕事展Ⅲ」は3つの展示内容をそれぞれ2ヶ月間開催します。
次回の第三章は「染と織(染め物・織り物)」は2021年2月2日から始まります。
第一章 やちむん(焼き物) 2020年10月3日~ 2020年11月29日
第二章 くらし(民具・木工品) 2020年12月2日~ 2021年 1月30日
第三章 染と織(染め物・織り物) 2021年 2月2日~ 2021年 3月30日
2.第二章 くらし(民具・木工品)展示・販売の協力先
<木工品>
マルタ工芸
沖縄工芸士の認定を受けた面づくりの名人である田場由盛さんの木工品が展示されています。平和の祈りが込められた手彫りの面は八重山各地の行事に使われます。
トマイ木工所
島の木を知り尽くした戸眞伊さんの職人技は一度組めば、はずれない組み方「捻組接」です。
KATARIGI
「KATARIGI」は島材に敬意と慈しみを持ち、代々受け継がれるように願いを込めた作品を生み出しています。
八重山(やいま)三線工房
島の木を削り作り上げた新城さんの三線と、その作り方の工程が展示されています。
<漆芸品>
UNO DAIMARU
手に馴染む使いやすさと美しい漆芸品が魅力です。アクセサリーも展示されています。
<玩具>
南嶋民芸
昔懐かしくも温かい民具の数々は、島の草木で作られています。
<民具>
大里売店・徳光修子
石垣空港に程近い大里売店の徳光さんは、民具作りの名人ですが生活必需品も展示されています。
富本 衛
昔は日常遣いしていた民具を時代と共に創意・進化させることを伝える富本さんは、「島の民具」という書籍も出版されています。
民具なかぎり
島の天然素材から草履や、雑貨、バッグは見た目も日常遣いも楽しませてくれる作品です。
やちむん館・工房 紗夢沙
石垣島空港に程近い、「やちむん館」は八重山の民具を展示し、工房では新作品も生み出しています。
よなは民具
与那国島の植物を使い、與那覇さんの持ち前の技を駆使した逸品は目を惹きます。
布遊び お針児
八重山上布や古布を使い、手作りされた雑貨はお正月の飾りにも向いています。
<ハーブ>
やわらかのや・服部清香
手作りのハーブボールがかわいらしく、すぐに使いたくなる逸品です。お茶・調味料もあります。
<写真>
中西康治
「日本の南にある幸せ」をテーマに八重山諸島の人物や自然を撮り続けている中西さんです。祭りの写真も紹介しています。
<工芸品>
ゆいまーる沖縄株式会社
沖縄県の工芸作家、職人、工房、事業者と協賛している「ゆいまーる沖縄」、今回はお正月らしい雑貨をそろえて展示販売しています。
島の素材を大切にし育まれた手仕事を通し、作り手の熱い思いを感じる素晴らしい展示でした。
『石垣島アートホテル「島の手仕事展Ⅲ くらし(民芸・木工品)」の魅力』はいかがでしたか?
是非機会がありましたらご覧になってくださいね。
[展示場所]
アートホテル石垣島1F
The ART SHOP ギャラリーゾーン
[開催時間] 7:30-21:45
※入場無料
〒907-0022 沖縄県石垣市大川559
0980-83-3311(代表)