こんにちは。西表島在住の you- です。
数回にわたるシリーズで、西表島の端から端まで、実際にドライブした記録をお届けしています♪
ドライブ①&②は、県道215号「起点」の白浜~干立をご紹介しました。
今回は、その続きから!
皆様も、一緒に島をドライブしている気分で味わってくださいね。
広大なマングローブ群生林を育む、浦内川
歴史ある古い集落(祖納・干立)を過ぎると、
しばらく 民家のないまーーーっすぐな道が続きます。
駐車スペースもある展望台が見えてきて、
もう少し走ると、
視界が開け、眼下に広大なマングローブ林が現れます!
“THE西表島” の景色のひとつですね☆
さきほどの展望台からも、このマングローブ林を眺めることができます。
延長18.8㎞ 沖縄県最長の河川『浦内川』です。
↓ こちらが下流の海側。
↓ こちらが上流の山側です。
上流に向けては、ジャングルクルーズが楽しめる遊覧船も運航しています。
カヌーツアーに参加して、のんびりカヌーを漕ぎながら、間近でマングローブを楽しむのもいいですし、最近ではSUPツアーも多いですよ♪
上流の軍艦岩で遊覧船を降りたあと、マリユドゥの滝やカンピレーの滝を臨める場所までは、遊歩道が続いています。
(ここまでは、目印もあるし、初めての人でも自力で行けます!)
さらに先は、幻の滝と呼ばれる『マヤグスクの滝』や、
西表島横断道へと続いています。
(いずれも、認定ガイドの同行が必要です。)
また、この浦内川には、マリユドゥの滝から下流に向けての淡水域に、魚類絶滅危惧種が生息しており、淡水と海水が交わる汽水域には、約400種に及ぶ魚類が生息していると言います。大自然西表島にとって、貴重な貴重な川なのです。
<Mr.SAKANAダイビングサービス 笠井雅夫さん写真集より>
そして、その浦内川に架かる『浦内橋』。
築後50年以上が経ち、老朽化しているため、約12年という長期計画の架け替え工事が始まります。貴重な自然に影響がありませんように。
もう少し進むと、『月が浜』の標識が見えてきます。
トントンミー(ミナミトビハゼ)に導かれて進むと、浜に出ます。
浦内川の河口にあたるビーチで、三日月型の砂浜が続いています。
夏は、海に沈む 美しい夕陽を眺められるスポットですよ♪
住吉地区は、県道じゃない?
浦内地区を抜けて、この道を左折すると、
『星砂海岸』『ウナリザキ公園』がある住吉地区に入っていきます。
この道は、県道ではないんですね。宿や飲食店、いーっぱいあるんですけどね!
今回は、まっすぐ県道を進みましょう。
ん?また分かれ道??
住吉地区をぐるーっと回ってまっすぐ来ると、この道に出てきます↑
ここも曲がらず直進すると、大きな三叉路に出ます。
標識を見ると、県道215号が二股に??
(この画像は、通り過ぎて振り返って撮りました。)
県の道路管理課に問い合わせると、どちらも本当に県道215号で、今来たまっすぐな道があとからできた新しい道なのだそうです。
そういえば、昔から島に住む人は、今の道を「バイパス」って呼んでるなぁ。そう呼んで、新旧の道を使い分けているんですね!
二股の県道215号
じゃ、もともとの県道も通ってみましょう(*^^*)
『中野ビーチ』、すぐに浜に出られます!
急な坂を登りきると、T字路に。右が住吉地区、左が県道です。
せっかく坂の頂上まで来たので、ちょっと ひと休み。
さすがに眺めがいいですね。
パイン畑の先には、西表島の北側にある『鳩間島』を見ることができます。
晴天のときは、もっと空も海もキレイなブルーなんですけど💦
今日は、あいにくの曇り空です。
さ、左折して県道へ。
細いし曲がりくねっているので、最徐行で安全運転しましょう!
あれ?こんなところに、誰かが手作りのフォトスポットを設置してくれてる(笑)
長く住んでいても、新しい発見がありますね。
「どんな眺めなのかな?」
なるほど!
海に浮かぶ幻の島『バラス島』、遠くには 石垣島が臨めそうです☆
抜けそうですね!
さきほど「住吉地区から出てくる道です」とお話しした、
↓ この画像の場所に繋がって、県道が合流します。
まっすぐなバイパス道ができる前は、こんな曲がりくねった道が県道だった、ということですね。
この道を、観光バスが走っていたかと思うと・・・スゴイですね(^^;)
まとめ
西表島が誇る『浦内川』を中心に、そこから繋がる自然エリアは、何本もブログが書けるほど、お宝満載の場所です。
ドライブの足を止めて、是非 寄り道をしてみてくださいね♪
次回は、いよいよ西部地区最後の道(上原~船浦)です。