『石垣島天文台』にて 3種のプログラム体験

『石垣島天文台』にて 3種のプログラム体験

こんにちは☆ 西表島在住 you- です。
今回は、石垣島にある『石垣島天文台』をご紹介します☆

ずーっと行きたかった「夜の天体観測会」✨
なかなか自分の予定とお天気のタイミングが合わずで実現できませんでしたが、
ようやく参加できました!

お天気が心配だったので、当日の天気予報を確認してから予約しましたが、
「1名様なら大丈夫です」と受けていただけました。やったー🤣
夏は すぐに予約が埋まってしまうようなので💦
ご予約開始日をチェックして、忘れずにお電話くださいね!
(予約開始は、開催日の前月初め頃から)

私は同時に、15:00~の「施設見学」と15:30~「宇宙シアター」も予約をしました。
というわけで、昼と夜の2回 ドライブしてきました~!!

『石垣島天文台』のロケーション

沖縄県・八重山諸島に位置する西表石垣国立公園は、2018年3月に 国内初の「星空保護区」に認定されています。
その中にある石垣島天文台は、石垣島西部の「前勢岳(まえせだけ)」という山の上にあり、
西表島から石垣島に向かう船からも その建物を見ることができて、ずっと行きたいと思っていたんですよねー!

その逆に、天文台からは、日中には竹富島や西表島など 八重山の島々の眺望を楽しめて、夜には美しい星空を堪能できますよ。

八重山の星空を季節で楽しむ☆

5~10月の夏期間は晴天率も高く、天高くに“天の川”を臨むことができます。

  <画像は、西表島で撮影したものです>

冬期間はお天気がイマイチなことも多いのですが、
晴れれば空気も澄んで クリアな夜空に“オリオン座”を楽しむことができます☆

日本で見られる場所が限られる“南十字星”も、八重山からなら見ることができるのは有名ですよね!
見られる時期は1月中旬頃(明け方近く)~6月中旬頃(日没あと)までの約半年間ですが、
今年は7月にも撮影ができたそうです。
見られる時刻が「南中時刻の前後1時間くらい」とさらに限られているので、事前に時刻を調べておくとよいです!

南十字星の南中時刻は、時期になると 石垣島天文台の公式サイトに詳しく記載されます。
冬~初夏に石垣島を訪れる方はチェックして、南十字星を探してみてくださいね!
*南十字星モニターは12月頃から6月頃の公開を予定です。
*夏の間は、天の川モニターを公開しています☆

『石垣島天文台』で楽しめる3つのコース

石垣島天文台では、「施設見学」「宇宙シアター」「夜の天体観望会」の3つのコースを楽しめます♪
施設への入場はすべて有料です。
「天体観望会」の参加には、お電話での事前予約が必要です。
「宇宙シアター」も定員制のため、ご予約しておくことをオススメします!

★ 料金

★ 予約受付
・予約開始日:開催日の1か月前の月初め頃
  -【11月分】10月2日(水)、【12月分】11月1日(金)
・電話番号:0980-88-0013
・予約受付時間:開館日の10:00~17:00
*施設見学、宇宙シアターの予約も可能です。

1.施設見学

開館時間内なら予約不要で、「むりかぶし望遠鏡」を間近で見ることができますよ。

・開館日時:開館日の10:00~15:30(最終入館時刻15:00)
・ドームでの望遠鏡案内は約10分、施設見学にかかる全体時間は約30分です。

「むりかぶし」は、沖縄の方言で「スバル星(プレアデス星団)」のことです🌟

石垣島天文台にある「むりかぶし望遠鏡」は、
九州・沖縄エリア最大の口径105cmを誇る光学赤外線望遠鏡で、天体追尾と観測はコンピューター自動制御!

私が行った日は、あいにく“調整中”で使われていませんでしたが、説明をしてくるガイドさんが居てくれて、どのようにドームが開いて、どのように使われているのかを教えてくれました!
肉眼では見られない宇宙を鮮明に観察することができるそうです。(^o^)丿

2.宇宙シアター <4次元デジタル宇宙映像「4D2Uシアター」>

併設施設「石垣市星空学びの部屋」では、天体や星空の画像・映像コンテンツの見学できます。
さらに1日1回 開館日の15:30~は、「宇宙シアター /4D2U(4次元デジタル宇宙)シアター」鑑賞会を開催しています。

* 4D2U(4次元デジタル宇宙)とは?
空間3次元+時間1次元の“4次元”で、最新の宇宙像をコンピュータグラフィックスで描き出し、宇宙を目の当たりにする!それが「4D2U (4次元デジタル宇宙)」です。
また、4D2Uには、“4-D to you”(4次元をあなたに)という意味も込められているそうですよ♪

「宇宙シアター」では、4D2Uビューワー「Mikata」を用いて、200インチの大スクリーンに宇宙像を投影。さらに3Dメガネをかけると、宇宙に包まれるような感覚になれるというわけです!!
スタッフの丁寧な“生”説明を聞きながら、当日の石垣島の夜空などを観ることができるのです☆彡

もちろん私も予約をして参加!😊

こちらの3Dメガネを使って鑑賞しま~す!

かけるとこんな感じ。
鑑賞中は撮影をできないので、スタート前に撮りました。笑

実際に体験した感想は、「スゴイ!」の一言です!
宇宙空間が目の前に広がって、手を伸ばせば星に触れそう😍
そして、流れてくる隕石が本当に自分に飛んできて当たりそう💦
お話は少し専門的なこともあったので🤣、もう一度続けて観たいくらいでした。

三鷹の国立天文台にある「4D2Uドームシアター」も有名ですが、
石垣島に行くなら、4D2Uシアターも外せませんね。

・宇宙シアターの所要時間は約45分です。案内中は撮影不可です。
・施設見学もあわせた入館から退館までの目安時間は約90分です。

⚠️注意:3Dメガネでの立体的な宇宙鑑賞は目に過剰な負担がかかるため、
妊娠されている方や未就学児の参加はできません。

3.天体観望会

心配していた雨も我慢してくれて!
なんとか開催です♬

通常は「むりかぶし望遠鏡」による天体観望会とNPO八重山星の会による星空解説です⭐
望遠鏡による月や惑星の観望を実際に楽しめますよ!
この日も、雲の隙間から、望遠鏡で火星を見ることができました。

会場は建物の2階屋上だったのですが、そこに上がるときの外階段は真っ暗😓

駐車場から建物までの道も、誘導灯はありますが 星空を見るために明るさは控えめです。
安全のためにも、足元を照らす懐中電灯を持っていってくださいね。

・開催日時:土曜日・日曜日・祝日の20:00~20:45(8~5月)/ 20:15~21:00(6~7月)
*要予約
・天体観望・星空案内の時間は約45分です。カメラのフラッシュはご遠慮ください。
・入館から退館までの目安時間は約60分です。

⚠️注意:雨天や荒天の際、中止になる場合があります。
⚠️注意:5~6月の夜間、屋外でシロアリが発生し 照明に集まることがあります。

『石垣島天文台』情報と行き方

『国立天文台 天文情報センター 石垣島天文台』
開館時間:10:00~17:00 (休館日と年末年始を除く)
住所:〒907-0024 沖縄県石垣市新川(あらかわ)1024-1
TEL:0980-88-0013

*よんなー(ゆっくり)行きましょう♪

市街地から県道208号線に入り、「バンナ公園南口」を目指します。
下の看板が見えてくるので、曲がります!

いろは坂のようなクネクネ道💦
ゆっくり行きましょう!

途中、「前勢岳(まえせだけ)展望台」に寄り道 (*^^*)


いい景色ですね~♬

看板~展望台と同じくらいの距離を行くと「第1駐車場」があります。
ここまでは一方通行です👈

さらに進むと「第2駐車場」があります。

ここから建物まで、登り坂をてくてく🐾進みます!

帰りは、「第1駐車場」まで戻って、一方通行👈の道を進みましょう!
県道79号線に出ます。

夜のクネクネ道は、マジで真っ暗・・・。

昼間に一度来ていたから、なんとなく道の距離感とか雰囲気は覚えていたけれど、
それでも時速20㎞以上は絶対に出せませんでした😓

VERA(ベラ)石垣島観測局にも行ってみよう!

VERAの観測アレイは、水沢、入来、小笠原、石垣島の各4局からなります。
この4つの観測局を組み合わせて観測すると、直径2,300kmの望遠鏡と同じ性能を発揮することができるそうです!

VERA石垣島観測局は、石垣島天文台から5kmあまり、車で20分ほどの場所にあるので、合わせて行ってみたいですよね。

開口直径20mの電波望遠鏡 巨大アンテナは、存在感がスゴイ!
夜間のオレンジ色の照明は、映えますよ~!

まとめ

長くなりましたが、いかがでしたか?
石垣島に来たら、是非ぜひ 日本の南の果てで見られる星空の知識をインプットしてから、天然のプラネタリウムを楽しんでください☆

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