こんにちは!you-です。
沖縄では、春になると海に下りて、海の恵み『いろいろな海藻』を採ります。
それを乾燥させたり、塩漬けにしたりして、保存し、一年中楽しみます。
沖縄の知恵ですねー!
今回は、その海藻の中のひとつ『天然もずく』を、島のおばぁに教わった美味しい食べ方とともに紹介します♪
『天然もずく』は、海の中!
西表島では、4月~5月頃、『天然もずく』が水深数mの浅瀬にふわふわ生えます!!
最初に見た時は、感激しました☆
こんな風に、もずくは、海の中で生育しているんですねー。
毎年、豊作な場所は変わったりして、「同じ場所で大量に採れるのは、4年に1回さぁ。」という島人も居ます。
日が経って、水温が高くなると、もずくは溶けてなくなるようで、6月頃になるとほぼ見なくなります。
保存は塩漬け
出来るだけ、海の中でゴミが付かないように採ってくるのですが、それでもちょっとは付いてくるんですよね。
なので、まずはしっかり水洗いして、水を切ります。
すぐに食べる場合は、このまま調理or冷蔵or冷凍保存します。
保存する場合は、沖縄ではおなじみの「マース(塩)」をたっぷり入れて、しっかりと混ぜ込みます。
すると、泡々になって、もずく以外の葉っぱみたいな海藻やゴミが浮き上がってきます!スゴ技ですねー!
塩漬けしたものは、もちろん常温でも保存出来ますが、私は、小分けして冷蔵保存しています。
おばぁに教わる、おすすめの食べ方
塩漬けのもずくは、流水で30分間ほど塩抜きして使います。
三杯酢と合わせれば、王道「もずく酢」の出来上がりです!
1年間、変わらずに、ずっと採れたての美味しさを頂けますよ。
もちろん、「もずく酢」が美味しいのは、みなさんもご存知の通りですが、
西表島に来てまもなく、採ってきたもずくをおばぁが調理してくれたら、いろいろな料理に変わるのでビックリです!
<おすすめ⓵は、「もずくヒラヤーチー」>
ヒラヤーチーは、韓国チヂミの沖縄ver.のようなものです。
ニラ・玉ねぎ・紅ショウガなどの具材を小麦粉と合わせて、平たく薄く焼きます♪
私は、ポン酢で食べるのが好きです。
<おすすめ⓶は、「もずく天ぷら」>
材料は、ヒラヤーチーと似ているのですが、全然違うお料理になるのが面白いです。
沖縄の天ぷらは、衣がふんわり&たっぷりなんですよねー。
子どもたちも大大大好きです!
西表島の居酒屋さんでも、定番のメニューですよ。
↓ 画像は、マリンボックスROCOさんのもずく天です。
<おすすめ⓷は、「もずく丼」>
こちらは、西表島に来て初めて知りました!
学校の給食メニューなんですってー♪
ちょっと甘めの味付けで、あんかけのようなとろみが付いています。
私は、ちょい足しで、たまごの黄身を乗せて食べるのが好きです。
まとめ
いかがですか?
『天然もずく』が食べられるだけでも贅沢ですが、美味しいもずく料理はいっぱいありますよー!
西表島に遊びに来た際は、是非、お食事処メニューで探してみてください。
また、これらの料理は、自分でも簡単に作れるものばかりです。是非、挑戦してみてくださいね。