こんにちは!ゆるきゃんです。石垣島ハーブ生活の今回は4回目、次はヤエヤマアオキです。
ヤエヤマアオキは日本のノ二のことです。南太平洋でノニと呼ばれている実は「奇跡のフルーツ」や「神からの贈り物と」呼ばれ、万能の効能がある植物として珍重されてきました。
ヤエヤマアオキは石垣島の民家の庭や浜辺近くの林で時々みかけます。白くて小さな花をつけ、実がつくと最初は青く、熟すと白くなり独特の芳香が生まれ実は落ちます。
太平洋諸島のノ二の実は大ぶりで沖縄のヤエヤマアオキは比較的小ぶりです。インドネシアをはじめ東南アジアでは、果実や葉を食料や飲料に使い、根や樹皮の部分は染色などにも利用されています。
一般的にノ二ジュースは日本では大手の薬店で扱われていますが、原液で販売されていることはまれでフルーツの果汁と一緒に合わせたタイプが多く、飲みやすく加工されています。現在ヤエヤマアオキの原液は沖縄の一部の企業や離島で健康飲料として販売されています。
東南アジアや太平洋諸島などにできるノニの実は、健康の目的で摂取しているポピュラーな存在のようです。沖縄のヤエヤマアオキは「ブッカヤー」と呼ばれ、毒素を出すと言われる知る人ぞ知る貴重な植物なのです。
人によりますが、ヤエヤマアオキの独特な芳香が苦手なことがあります。もし手に入ることがありましたら、他の果実やフルーツジュースなどと一緒に、ジューサーで混ぜてからいただくのをオススメします。
石垣島ハーブ生活のヤエヤマアオキ編はいかがでしたか?島のハーブの中でも今はあまり知られていないものもあります。庭にできたヤエヤマアオキの実をかじると体調が整うというエピソードは聞いたことはありますが、この実を通して身近にある植物の良さをさらに大切にしていきたいと思いました。