石垣島の観光スポット  平久保サガリバナ群落

石垣島の観光スポット  平久保サガリバナ群落

Fuyuです。昨年はじめてサガリバナに出会い、何回か通ってしまいました。平久保灯台の近く、石垣島最北部平久保半島に、そのサガリバナ群落があります。サガリバナ群落の存在が世に知られたのは2005年と、つい最近の話です。しかも、サガリバナ群落は西表島と石垣島にしか分布していないこともわかりました。そこで2016年4月にここ西久保が「イリオモテヤマネコ」の保全を目的とした地域と合わせて「西表石垣国立公園」に新たに追加されました。

アクセス

アクセスは簡単です。島最北部の平久保灯台を目指します。県道206号の終点間際の左手に「SevenColors石垣島」というカフェがあります。お店の数メートル先を右に曲がります。約300m先に数台の車を止めるスペースがありますので、車を降りて歩きます。といっても、駐車場からは、すでにサガリバナ群落は始まっています。イベント時の駐車場等は現地案内の方に従ってください。<地図>

花の季節は6月下旬~9月上旬で、夜だけ見ることが出来ます。照明はないのでヘッドランプ、懐中電灯など照明を用意することが必要です。足元がぬかるんでいたりするので、草履、サンダル履きなどはお勧めできません。自販機、トイレ等はありません。途中の道や駐車場にも照明はありませんので、運転に自信のない方はツアーに参加するなどしたほうがいいでしょう。

<サガリバナの昼の様子>

最盛期には別途に駐車場が設定され、催しが用意されます。予定が決まれば、ポスター、Web等で案内されます。(2020年は行われませんでした)

現地は私有の農地を観光の方のために開放していますので、迷惑をかけないようにご配慮ください。

石垣市観光交流協会Web シーズンが近づくと、こちらに案内がアップされます。

サガリバナ群落

西表島の早朝に水面を流れるサガリバナの写真が有名ですが、西久保のサガリバナは水上ではないので、水面を流れる花は見れません。が、こちらは国内最大級の群落です。

サガリバナは熱帯・亜熱帯性気候の植物で、おもにマングローブの後背地の淡水部分に生育します。長さ数十センチの花序が垂れ下がり、夜に花を咲かせます。花は白かピンクで花弁は4枚ですが、普通に花と思われているのはふわっと広がるたくさんの雄蕊です。一晩咲いた花は朝に散ります。花が咲くのは夜の8時~10時頃。見ごろは9時ごろから夜明けまでです。夜明けごろに花は下に落ちてしまいますので、夜しか見られません。開花している間は、あたりに甘い香りが漂い、これで虫たちを誘います。

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