こんにちは!ゆるきゃんです。今回は沖縄・石垣島をはじめ離島でよく目にする、ポーク玉子と呼ばれる定食をご紹介しつつ、実際に自宅で作ってみました。
はじめて石垣島にきた時、食堂の壁のメニューに見慣れない「ポーク玉子」とありま書かれていました。これはなんだろうと思い、このカタカナの「ポーク」と漢字の「玉子」の文字にくぎ付けになりました。
それからほどなく、ポーク玉子定食をいただくことになったのですが、シンプルで懐かしい味わいは、石垣島を旅する思い出のひとつになりました。
そこで、今回は自宅でカンタンにできるポーク玉子をご紹介します。
1.ポーク玉子のポークとは
2.ポーク缶の開け方
3.ポーク玉子をつくる
1.ポーク玉子のポークとは
ポークとは、ランチョンミートのことを指して言います。ランチョンミートは豚・牛・鶏などの切れはしをミートローフにして缶詰にしたもの。沖縄で豚肉が手に入らない時代にこの缶詰がアメリカから流通し浸透した沖縄の食文化のひとつです。ハワイではスパムおむすびに使っているのがランチョンミートです。
ランチョンミートの先駆けとして、ホーメルフーズ社のポーク缶がありますが、現在はチューリップポークや沖縄県産豚を使った「わしたポーク」などもあります。このランチョンミートはスライスした両面を焼くだけで、おかずになり、応用自在。チャンプルーのような炒めもの全般にも使えます。
2.缶の開け方
今では、かなり便利になっていて、フタ式のものやプルトップのようなワンタッチで開けられるようになタイプが出てきましたが、旧式のネジのように巻きながら開ける缶タイプは、少なくなってきました。これからはかんたんに開けるものが主流になりそうです。今回は、まだ旧式の缶タイプが販売されているのでその開け方をご紹介します。
・商品の底にあるオープナーを取りはずします。
・でっぱり部分をみつけて、オープナーの穴部分に差し込み、ゆっくりと右へ回転させながら巻き込んでいきます。
・ぐるぐるタイトに巻きます。ゆるませないで回転させていくと、最後にカチッと切れる部分があります。
・カチッと音がしたら、底の部分をまず外します。
3.ポーク玉子をつくる
・缶詰からパカッと丸のまま、ランチョンミートを出します。(缶となかみの間に空気を入れるとすぐ出る)
・タマゴ1個と塩少々をあわせて、熱したフライパンに油をひいてから卵焼きを作ります。
・卵を焼きをフライパンから引きあげたら、皿にのせておきます。
次にランチョンミートをお好みの厚さにスライスしてフライパンで温める程度に焼きます。
うっすら焼き色がつくくらいがおいしいです。
野菜やケチャップを添えて、ご飯と一緒にいただきます。
ランチョンミートは手軽で、思ったよりカンタンに食堂メニューが自宅で再現できるのがうれしいですね。
石垣島の食堂メニューが自宅でかんたんにできるポーク玉子はいかがでしたか?
カンタン・手軽に家で楽しめますので機会がありましたら、是非ためしてみてくださいね。