こんにちは!ゆるきゃんです。今回の石垣島美らハーブ生活はびわの葉です。
びわの実を食べたことがあっても、実はびわの葉については知らないことがあるようです。わたしは葉については聞いたことがありましたが詳しく知りませんでした。石垣島では、大きなびわの木が民家の庭に生えているのをよく見かけます。生活の中で今でも使われていることから、今回はびわの葉についてご紹介します。
2. びわの葉の特徴は
3. びわの葉の使い方
1. びわの葉はどんなハーブ?
昔から民間で活用されてきたハーブ・びわの木の葉は、温暖な沖縄の離島では栽培しやすいこともあり、薬用としても活用されています。成長したびわの葉は厚さがあり、表面は濃い緑色で、大人の手のひらの長さほどになります。日本以外は、インド、中国でも昔からびわの葉を生活の中に取り入れて薬用に用いてられてきました。びわの葉は肌に貼ったり、お風呂の入浴剤として湯の中に数枚入れて使われてきました。
2.びわの葉の特徴
・血液の浄化作用
昭和のはじめころ、大阪大学医学部のびわの葉による民間療の法実験で、煮出したエキスが体内の血液をアルカリ性にする効果があるとして、血液の浄化作用が認められ注目されています。その他、びわの葉茶は抗肥満作用があり脂肪を分解する効果があることが研究によってわかりました。
・咳止め
咳止め、喘息はびわの葉が効果を持つことで、咳止め用の漢方としても使われています。
・美肌
びわの葉を焼酎などに漬けてつくるエキスは、殺菌効果があり、虫刺され、口内炎、化粧水としても肌への効果が期待できます。
3.びわの葉の使い方
びわの葉茶とびわの葉エキスは、自宅でもカンタンにつくれます。
乾燥びわの葉は、葉をよく洗い(裏側の部分の毛をたわしで洗いとる)、日に当てて乾燥させ、カットしてジップパックで保管します。
<びわの葉茶>
・乾燥びわの葉 5~10g
・水 1ℓ
水と葉を鍋に入れ、火にかけて沸騰させたら弱火で1~2分ほど煮込みます。
好みの濃さにしたい場合は、沸騰時間を加減してください。
アミでこして、できあがりです。(スーパーで売っているお茶パックに入れてからつくると楽です。)
急須の場合は、乾燥びわの葉を15gと熱湯を上まで入れ、フタをしたら3分ほどで飲めます。好みの濃さしたい場合、もう少し待ちます。
カフェインはありませんが飲み過ぎるとお腹がゆるくなります。
<びわの葉エキス>
・びわの葉 150g
・焼酎(35度以上)かホワイトリカー 1.8L
清潔な瓶で、3ヶ月間漬けます。
びわの葉エキスは、化粧水にもなります。昔から肌トラブルに効き目があると言われています。
石垣島美らハーブ生活はいかがでしたでしょうか?機会がありましたら、是非ためしてみてください。