こんにちは!ゆるきゃんです。今回は石垣島出身の偉大な音楽家、八重山民謡の作曲家でも親しまれている故・宮良長包についてご紹介します。
石垣島の新川にある舟蔵公園の一角には作曲家・宮良長包の記念碑と音楽堂があります。島内には眺めが素晴らしい公園が随所にありますが、その中でも舟蔵公園は緑が豊かで竹富島に向けて広がる海がとても美しい場所です。それでは宮良長包の作った曲をご一緒に聴きに行きましょう。
1.宮良長包はどんな人
2.宮良長包の作曲したもの
1.宮良長包はどんな人
宮良 長包(みやら ちょうほう)
1883年3月18日生誕 – 1939年6月29日没
沖縄県八重山郡石垣町出身
教育者
石垣市名誉市民
宮良長包は石垣島出身の学校教諭でありながら、音楽家でもあり作曲家でした。
代表曲は「南国の花」「えんどうの花」「新安里屋ユンタ」「なんた浜」などの作曲をはじめ学校歌を含め100曲以上を生み出す「沖縄音楽界の父」として親しまれてきました。
2.宮良長包の作曲したもの
特に「安里屋ユンタ」(別名:新安里屋ユンタ)は、島では誰もが歌い踊れる曲で、地元の郷土芸能でも使われている有名な曲です。島内の学校内でもよく使われ、休み時間に流れている「えんどうの花」は有名ですが、関東エリアのライブやコンサートでも、沖縄出身アーチストが三線で歌うことがよくあります。
沖縄の心を表した共通言語としての民謡曲は、歴史背景があり、詩と音楽とともに長年親しまれています。宮良長包の曲は、時代が変わっても人々の心をとらえ、何とも言えない懐かしさと沖縄の色を感じさせる優れた曲と言えます。それでは、「えんどうの花」と「安里屋ユンタ」を、ご一緒に聴いてみましょう。
八重山民謡を、じっくり聴いていると心が落ち着きます。日本人の心に染み入る素晴らしい音楽は日本・沖縄はもとより世界の宝物だと思います。
「八重山民謡の作曲家 宮良長包をたずねて」はいかがでしたでしょうか?
ぜひ機会がありましたら、聴いてみてくださいね。