石垣島で取れるマイヤーレモンは、全体に丸みのある形をしています。このレモンは市場に青いままで並びますが、時間がたつと黄色くなります。輸入されて市場に出ているレモンの酸味と比べるとマイヤーレモンはとてもマイルドです。そこで島育ちのレモン、マイヤーレモンをご紹介します。
1.マイヤーレモンの特徴
2.マイヤーレモン味は
3.どんな料理に使えるか
1.マイヤーレモンの特徴
マイヤーレモンの皮の表面はなだらかでツヤがあり、取り立ては緑色で市場に出てきますが、時間がたつごとに明るい黄色に変わります。 レモンとオレンジの掛けあわせで生まれた種類なので、酸味がまろやかでほんのり甘味があるのが特徴です。わたしたちが使いなれている楕円形の輸入レモンとは異なり、全体的丸い形状をしています。
2.マイヤーレモン味は
通常のレモンより酸味がおだやかで皮は柔らかいため、果肉はそのまま食べられます。果汁がしぼりやすく、ジュースにしても飲みやすいのでレモネードなどの果汁ドリンク用とに向いています。
3.マイヤーレモンの使い方
レモンはそのままでも食べられますし、料理・お菓子・ドリンクなどの様々なメニューに応用が効きますが、その中でも簡単にできるものをご紹介します。
・はちみつレモン
・レモンシロップ
・島の塩レモン
・はちみつレモン
レモン1個
蜂蜜 適量
清潔な瓶
①清潔な瓶に輪切りにしたレモンを入れ、レモンがかぶるほどの蜂蜜を入れる。
②毎日、瓶を揺らして蜂蜜とレモンをなじませます。ほぼ3日ほどでおいしく食べられます。
島でとれた蜂蜜に漬けるとさら味わいが深くなります。
<ホットレモン>
マグカップに、お好みの量のはちみつレモン液とレモンスライスを入れ、熱湯を注げばホットレモンができます。
・レモンシロップ
レモン 1kg
砂糖 1kg(砂糖と蜂蜜を半量づつでもOK)
清潔な瓶
①清潔な瓶の底にスライスしたレモンを並べ、その上に砂糖をかけます。
②①のように順に重ねて(レモン→砂糖→レモン→砂糖)フタをし、涼しいところに置きます。
③2週間ほどで使えますが、砂糖が溶けたら、冷蔵保存します。
水で割ってレモン水や、炭酸割りでレモンサイダーにしたり、ワイン、泡盛と合わせてもとてもおいしいです。
・石垣島の塩レモン
レモン 2個
塩 30g
①レモンの皮をむき、みじん切りにし、皮をむいたレモンは輪切りにします。
②清潔な広口瓶に塩とレモン(輪切りと皮)を交互に入れ、フタをして毎日1回は瓶を揺らしてなじませます。
1週間ほどでできあがりです。
<塩レモン料理>
鶏手羽や豚肉に塩レモン液と泡盛を少量かけて、揉み込んでから15分ほどなじませ、フライパンで焼きます。
魚介類・白身魚にも合います。塩加減はお好みで調節します。
ぬちぐすい
「ぬち」は命のことで、「ぐすい」は薬という意味があります。「ぬちぐすい」という言葉は、豊かな自然や恵みをはじめ、親の愛情や育ててくれた人のこと、おいしい料理、人の優しさや思いやりのことを指し、心が温もり元気になるような物事を表わした沖縄の方言です。
「石垣島のぬちぐすい 島レモンを味わう」は、いかがでしたか?
機会がありましたら、是非食べてみてくださいね。