こんにちは。石垣島在住の小石です。観光スポットを制覇していくのも楽しいですが、地元の人に愛されている漁港でゆっくりするのはいかがでしょうか。
今回は、石垣島の北部にある伊野田漁港を紹介したいと思います。
1 伊野田漁港の魅力
伊野田漁港は、島にある漁港の中で唯一東海岸にあります。ここから見る日の出の美しさは格別です。市街地から離れているので、水平線から上る太陽を、思う存分一人占めできますよ。
漁業関係者が行き交う港ではなく、地元の漁師さんが使用する港なので、静かで落ち着いています。
東海岸の海は、サンゴ礁が多く生息していて、透明度がとても高いのが特徴です。エメラルドグリーンの海を見ながら、潮風に吹かれていると、都会時間からも観光時間からも離れた、ゆったりとした時間を過ごせます。
2 伊野田漁港への行き方
空港から国道390号線を車で10分ほど北上します。左手に伊野田小学校、大嶺商店が見えてきたら間もなくです。その先の右手に、伊野田漁港と彫られた石があります。よく見ると、ジュゴンが伊野田漁港の看板を抱いているデザインになっていますよ。
そのまま390号線を車で北上すると、5分ほどで石垣島の有名な観光スポットである玉取崎展望台に着きます。その先には、北部のもう一つの漁港である船越漁港があります。
3 サンゴ礁の海と魚をグラスボートで楽しむ
伊野田漁港では、東海岸のエメラルドグリーンの海を、グラスボートで楽しむこともできます。
石垣島のグラスボートといえば、川平湾が有名ですよね。東海岸は西海岸よりもサンゴ礁が多く、魚に餌付けをしていないので、自然の生態系がそのまま残されています。
グラスボートを運行しているのは、「さんご礁の海から」です。
知識豊富で話上手の優しい店長さんがガイドをしてくれます。店長さんが一人で切り盛りしているお店で、シュノーケリングツアー中などはグラスボートの運航をしていないそうなので、電話での予約をおススメします。
「さんご礁の海から」https://www.from-ishigaki.jp/
4 玉取崎展望台を下から見上げゆったりとする
伊野田漁港は防波堤に囲まれ、安心して釣りができる場所なので、地元の釣り人たちがのんびり釣りを楽しんでいる姿が見られます。休みの日に、は近所の子どもたちが堤防で遊んでいたりもします。
海の向こうの丘の上が玉取崎展望台です。
防波堤近くにはアダンの木が植えられています。アダンとは、パイナップルに見た目が似ている熱帯や亜熱帯の海岸近くで生育する木です。
南国特有の植物であるアダンの木陰で、エメラルドブルーの海を見ながら、青い空の下、ゆったりと昼寝もできます。
5 まとめ
伊野田漁港のある地域は小さな集落で、おじいおばあや、子どもたちが、島時間を自分のペースで楽しんでいます。ぜひ観光に疲れたら、のんびりしに訪れてみてください。