こんにちは。西表島在住 you- です。
今日は、島で唯一『「やぎ汁」を食べられるお店』ということで紹介しようと思っていたのですが、取材に行ってみたら、なんと・・・
「出せないのよ!」ということでした。
なぜ、出せないのか?
その理由も含めて、お店の紹介をしていきたいと思っています。
西表島で唯一 やぎ汁を食べられ「た」お店:『ほしずな亭』
『ほしずな亭』は、西表島の西部「住吉」と呼ばれる地区にあります。
目の前は、星砂海岸。
この道を、まっすぐ行くと星砂海岸なので、右に入っていきます。
分かれ道の看板にもある通り、「やぎ汁」は ほしずな亭の名物でもあります!
「やぎ汁定食」は、フーチバー(よもぎ)をたっぷり入れて、臭み消し(笑)
「うちのやぎ汁はね、内臓もぜーんぶ使うさー。どっこも残さないよ!」とは、ほしずな亭のお母さん談。
それでこの味を出すには、何度も何度も湯がいて 灰汁(あく)を取る、丁寧に時間をかけて下ごしらえしていることがうかがえますよね。
「やぎ汁定食」と並んで人気だったのは、最初の画像。
名物の「やぎ汁」に八重山そばを入れた「やぎ汁そば」です!
なぜ「やぎ汁」が出せない?
お母さんとお父さんに聞いてみました。
「昔はね、安かったんだよ。もちろん島のヤギでね、キロ数百円だったさ。
それがよ、今では全然手に入らないよ?!
石垣から買おうとしても、島のものじゃないし、キロ4,000円!あーもう、どうするか。
これじゃ、出せないよ。」
なるほど。
牛や豚が主流になって、ヤギは流通しなくなってしまったからかもしれませんね。
ヤギを食すのは、昔からの沖縄の文化だけに、とっても残念なことです。
それでも人気の『ほしずな亭』
名物のヤギが食べられなくても、お店は いつもお客様でいっぱいです。
こちらが、今年10月現在のラインナップ♪
「牛汁定食」「牛そば」は、大人気ですね!
観光客の方々も、かなりの割合で注文していました。
見た目が「やぎ汁」そっくりなので、画像はありません( *´艸`)
私は、お母さんが作る ちゃんぷるー系が大好き☆
「島竹の子入り野菜チャンプル定食」があったので、それにします!
お母さん:「あんたはケーブがあるねぇ。それが最後さぁ。また来年タケノコが取れるまでないよ!」
貴重な最後の一皿を、島の人間が食べてしまい、すみません(笑)
「ふーちゃんぷる定食」も捨てがたい!
今日は一緒に行ったおばぁが、「ふーちゃん」を注文してくれましたー。
ふんわりした麩と、たっぷりの野菜から出たうまみ! 味付けが最高です!
量もすごいですよ! ゆうに、私の2食分あります(笑)
私たちのごはん、普通の半分にしてもらって、画像の量ですから。
さすが沖縄の料理人ですね☆
まとめ
今回取材に訪れた日も、あれよあれよという間に席が埋まり、その半数以上が島の知り合いでした。地元の人に愛されるお店は、間違いないですよね!!
営業時間は、季節によっても変動します。また、コロナ事情によっても変動します。
確認してから、足を運んでくださいね!
『ほしずな亭』
定休日:不定休
営業時間:昼12:00~15:00 /夜18:00~20:30
住所:〒907-1541 沖縄県八重山郡竹富町上原289-1
電話番号:0980-85-6640
お母さんが、中から手を振って待っててくれました♪