こんにちは!ゆるきゃんです。
葉ニンニクは、冬場の石垣島の市場や商店に野菜と一緒に並びます。
15世紀くらいから琉球では葉の部分と茎や球根の丸い部分が使われていたようです。
当時摂っていた葉ニンニクは強壮などの効果があり、沖縄ならではの料理法のひとつとして今でも使われています。そこで今回は葉ニンニクを紹介します。
2.葉ニンニクの使い方
1.葉ニンニクとは
葉ニンニクはユリ科の植物で冬野菜として料理によく使います。葉の部分から球根部分までの全体を使え、炒め物・鍋物・和え物などにお役立ちします。
よく出まわっている棒状のニンニクの芽と呼ばれているものとは違うものです。ニンニクそのものと比べると葉ニンニクの香りはとてもソフトで、シャキシャキした歯ごたえが特徴です。
収穫したら鮮度が落ちやすいので、早めに調理することをオススメします。
昔からカゼの予防として利用していた時は、すりおろして少量ずつ摂っていたようです。葉の香りが食欲をそそり、整腸や疲労回復に効果も期待できます。
2.葉ニンニクの使い方
[葉ニンニク醤油]
・葉ニンニク
・醤油 適量
葉ニンニクの全体を刻み、同量の醤油に漬け込んだら出来上がりです。
この葉ニンニク醤油は多様に使えてオススメです。醤油につけた葉ニンニクだけを塩ラーメンや島そばにトッピングすれば最高に楽しめます。
豆腐やカツオの刺身などにかけて食べたり、チャンプルーなどの炒め物の味付けにも使えます。焼肉の漬けタレとしてもおいしいですし、鍋のタレや、中に入れる具にしても美味倍増なところがが葉ニンニクの魅力です。
[葉ニンニクとマグロと豆腐のチャンプルー]
・葉ニンニク 4本
・醤油 大さじ2
・マグロ 切り身 半人分
・島豆腐 半分
・油 適量
葉ニンニクを刻んでおきます。
フライパンにマグロをひと口大に切ったものを入れ、塩少々で炒めます。
豆腐を手でちぎり加えます。醤油で味付けし葉ニンニクを入れて軽く炒めたらできあがりです。
[刻み葉ニンニクの玉子焼き]
・葉ニンニク 2本
・玉子 1個
・油 適量
・塩コショウ 少々
フライパンに刻んだ葉ニンニクを入れ軽く炒めます。溶いたタマゴに塩コショウして、フライパンで合わせ、火が通ったらできあがりです。
[刻み葉ニンニクの豚しゃぶ]
・葉ニンニク
・醤油
・しゃぶしゃぶ用豚肉
・野菜
葉ニンニクを刻み、醤油に漬けおきます。
鍋の湯にゆっくりしゃぶしゃぶ用の肉をくぐらせ、お皿に盛ります。葉ニンニク醤油をかけたらできあがりです。野菜のしゃぶしゃぶにも合いますよ。
その他、餃子の種に葉ニンニクを混ぜ合わせたり、お好み焼きに入れたりしてもとてもおいしいです。
「石垣島のぬちぐすい 葉ニンニク」はいかがでしたか?ぜひ機会がありましたら試してみてくださいね。