石垣島の美らハーブ生活 つぼくさ編
こんにちは!ゆるきゃんです。石垣島美らハーブ生活の今回は「つぼくさ」です。
石垣島のアロママッサージ店やセラピー系サロンなどでは、足浴に「つぼくさ」を煎じたものがよく使われています。「つぼくさ」は優れたハーブで、煎じたりハーブティや化粧水などにも使われていますが、意外と食べられることが知られていません。そこで今回はつぼくさの特徴や使い方ついてご紹介します。
2.つぼくさの使い方
3.つぼくさご飯
1.つぼくさの特徴
つぼくさは別名「ゴツコラ」、八重山諸島では「カガングワーグサ」と呼ばれ薬用に栽培されて用いられてきました。つぼくさはとても身体によいハーブで地面いっぱいに伸びる性質があります。ほぼ丸くハートを思わすような形状は比較的見分けやすいでしょう。
つぼくさはセリ科の植物で 和名がつぼくさ、セリのような香りに近いのが特徴です。
若返りのハーブとも呼ばれているようですが、その優れた効能は意外とまだ知られていないようです。それでもWTOが「21世紀に残さなければならない重要な薬草リスト」に加えたほど様々な薬効を持っています。
またアーユルヴェーダでは、とても大切に扱われているハーブです。中国最古の生薬書にはあらゆる皮膚病の特効薬と載っています。つぼくさは石垣島の道ばたや空き地あどに自生していることがあります。
2.つぼくさの使い方
つぼくさの葉が若く柔かいうちに摘み、天ぷらやスープにしたり炊いたご飯に合わせてもおいしいです。暑い日の太陽に沢山当たったつぼくさは硬いものもあるので、ハーブティーや煎じ汁に向いています。
ハーブティーや料理・お菓子にも使えます。
つぼくさを使う時は、柔らかい新芽を塩茹でするのですが、苦みが強い時は更に水に30分ほどさらします。
炊き立てのご飯やジューシーにつぼくさの湯がいたものを合わせた混ぜごはんもおいしいです。
[ドライハーブにする場合]
春から夏にかけてつぼくさを採り、水洗い後に天日干しにします。
よく乾燥させてからお茶にして飲みます。
[生葉・フレッシュハーブで使う場合]
生食や生の葉でお茶を飲む時は、そのつど必要な量を採ります。
水洗い後にポットに入れて 熱湯を注ぎ5分以上待って飲みます。
[すりつぶしの生葉]
生の葉をすりつぶし切り傷の応急手当や止血に効果が期待できます。
[煎じ液]
(湿疹に)
乾燥した葉や茎を10g
水400cc
1/2量になるまで煎じます。
煎液で湿疹部分を洗います。
(解熱したい時)
乾燥した茎や葉 5g
水400cc
1/2量になるまで煎じて飲みます。
3.つぼくさご飯
[つぼくさの混ぜご飯]
・茹でたつぼくさ
・ごま油
・白ごま
・塩少々
・炊いたご飯
つぼくさ・ごま油・白ごま・塩少々を混ぜる
炊いたご飯にまぶしてできあがりです。
「石垣島美らハーブ生活 つぼくさ」はいかがでしたでしょうか?
ぜひ機会がありましたら試してみてくださいね。