こんにちは!ゆるきゃんです。
石垣島には日常の食生活に欠かせないあちこーこーの「島豆腐」がスーパーや商店にいつも並んでいます。いつ食べても大豆のおいしさは飽きがこない健康食であることがうれしいですね。そこで今回は『石垣島のぬちぐすい「あちこーこー島豆腐」』についてご紹介します。
同じ日本でも、沖縄・離島の「島豆腐」と本土の豆腐では味わいが全くちがいます。初めて「島豆腐」食べた時は、そのおいしさに感動しました。大豆そのものの味の深さと「島豆腐」の重量感に驚いたのを今でも覚えています。
1.「島豆腐」の特徴
2.「ゆし豆腐」とは
1.「島豆腐」の特徴
豆腐店から運ばれてきたつくりたての島豆腐は、いつもあちこーこーなのです。
島豆腐はにがりの味わいもおいしさの一つなので、袋からそのまま出して何もつけずに食べられるのところが特徴です。
島豆腐のつくり方は、まず水に漬けふやかした大豆と水を入れてすりつぶし、そこからおからと豆乳に分けます。豆乳ににがりを入れた後、固めたものが島豆腐、固めないものがゆし豆腐です。
大豆をすりつぶしたものを煮てから絞る本土の豆腐、沖縄の島豆腐は生の大豆を絞ってから煮るため島豆腐の味が濃いのは、大豆が生絞りで蛋白質が残りやすいからです。
あちこーこーは「できたてで熱い」を意味する沖縄の言葉ですが、熱々の島豆腐のおいしさは、石垣島ならではなのです。また、大豆の味そのものを楽しめるのが島豆腐の特徴と言えます。
そして島豆腐はゆし豆腐より堅めでくずれにくいため、チャンプルーには欠かせない食材です。
2.「ゆし豆腐」とは
「ゆし豆腐」のおいしさは、関東に出回っているおぼろ豆腐ともまた違います。
「ゆし豆腐」とは、にがりを入れて固まりはじめた時にあげたもので、食感はふわりと柔かく、固めないのでとても舌触りやのど越しがよいのも特徴です。
「ゆし豆腐」はゆるっとしていながら大豆の味わいがしっかりするので、毎日食べたくなるおいしさです。
石垣島では「ゆし豆腐」は沖縄そばや汁物料理に使うことが多いですが、料理は色々応用できます。
一度地元の食堂で食べたランチに麻婆豆腐定食があり、それは温かい「ゆし豆腐」に麻婆をかけたものでした。あまりにもおいしかったので麻婆豆腐をつくる時は、決まって「ゆし豆腐」を使っています。
「ゆし豆腐」はあんかけをかけると相乗効果でおいしさが倍増しますので、おかずのレパートリーも広がりますね。
『石垣島のぬちぐすい「あちこーこー島豆腐」』はいかがでしたか?ぜひ機会がありましたら試してくださいね。