こんにちは!ゆるきゃんです。
先日、キジムナー画伯の仲間正則(なかま まさのり)イラスト展「きじむなぁ(木の精霊)と仲間たち」に行ってきました。
仲間さんの「きじむなぁ」の絵はサーターアンダギー屋をはじめ、お店の看板や石垣市内を走る観光バスにも使われ地元に親しまれています。
はじめて私がこの石垣島に来て驚いたのは「きじむなぁ」という存在でした。
森や木の精霊のことを大切にしているという沖縄の文化ならではの魅力、本来はそういう見えない存在を思いながら自然の豊かさを守っていくのが人間の役目なのだと感じ、自然に対する意識が変わりました。
「きじむなぁ」の存在はどこまでも、わたしたちの心と自然を近づけてくれます。
今回は、仲間さんのプロフィールや作品をはじめ「きじむなぁ」のこと、品数々もご紹介していきます。
1.仲間正則(なかま まさのり)さんのプロフィール
2.きじむなぁ(沖縄の自然と文化が生んだ木に棲む精霊)
3. 仲間正則さんの鮮やかで美しい画風
1.仲間正則(なかま まさのり)さんのプロフィール
1952年4月22日 宮古島 佐良浜生まれ
3歳から沖縄本島那覇市泊に移る。
前島小学校・那覇中学校・那覇工業高校卒業
20代の時に漫画家アシスタントを経験する。
ニューメキシコへ旅行中にインディアンに伝わる「幸せを呼ぶお守り」ドリームキャッチャー(インディアンアクセサリー)のつくり方を学ぶ。
39歳で石垣島に移住。
・石垣市文化会館で初めてのキジムナーイラスト展を開催。
・石垣市立図書館にて個展を3度にわたり開催。イラストやアクセサリーの展示などを行う。
・石垣市民会館展示ホールでの作品でポップアート「アフリカンアート」を紹介する。
・大濱信泉記念館で「きじむなぁと仲間たち」のイラスト展を開催する
現在も個展をはじめ、オリジナルの名刺作成時などに「きじむなぁ」のイラストを入れるニーズにも対応してくれます。
2.きじむなぁ(沖縄の自然と文化が生んだ木に棲む精霊)
沖縄では昔から巨樹や老木(ウスク)にはきじむなぁという優しいもののけ(ムンヌキ)という清い心の持ち主の精霊が宿っていると言われています。
~ きじむなぁのドゥーチュイムニィー(独り言) ~
人間に望むものは、心は通わなくても
心のどこかにわれわれ(きじむなぁ)の存在を
楽しい幻として認めてほしい。
人間たちは気づかない。
風の中に溶け込んだ歌声を
木々の葉に同化した踊りの美しさを見てほしい!
昔、おばぁが言っていたよ
大きなガジュマルには、きじむなぁがいるよっ
夜遅くまで遊ばないよ~
危ないところにはいかないよ~
これは多くのこどもたちを育てるための教訓、沖縄に昔からある精霊の存在を尊ぶ文化です。
3.仲間正則さんの鮮やかで美しい画風
仲間作品は「キジムナー」の他にも自然をモチーフに描かれたものがあります。
仲間さんの描く美しい鳥の絵は色彩があざやかで、その美しさは観るものの心に残ります。
また、バオバブを描いたアフリカの絵は仲間さんのイマジネーションで表現したものですが、その明るい色調は心に強い光りを届けてくれます。
個展開催のの期間は1月末までですが、この期間なら仲間画伯に受付で会え、似顔絵も有料で書いてくれますよ。
[開催場所]
南の美ら花 ホテルミヤヒラ 1F展示コーナー(正面玄関口左側)
[住所]
沖縄県 石垣市 美崎町4-9
[電話]
0980-82-6111
[開催期間]
2021年1月4日(月)~1月31日(日)
[南の美ら花 ホテルミヤヒラHP]
https://www.miyahira.co.jp/
『「仲間正則イラスト展 「きじむなぁ(木の精霊)と仲間たち」』はいかがでしたか?
ぜひ機会がありましたら、足を運んでみてくださいね。