ハブクラゲに刺された!~正しい対処法を覚えよう~

ハブクラゲに刺された!~正しい対処法を覚えよう~

こんにちは!西表島在住のminamiです。

カーチバイの頃を過ぎ、風も波も穏やか。海も特別青くなってきました。

白い砂とキラキラと青く光る水面が美しい、上原地区にある『まるまビーチ』です。

まるまビーチはこちら

朝日を見に行ったり、犬の散歩に行ったり、雲に映る夕焼けを見に行ったり、ただユンタクしに行ったり、ほぼ毎日お世話になっている、まるまビーチ。

5、6月が忙しくて泳ぎに行けなかったので、

7月。ちょっとハブクラゲが気になったけど、いつも通り顔以外フルカバー(長袖、レギンス)で行きました!

まるまビーチってどんなビーチ?

遠浅で泳ぎやすく、砂地をしばらく進むとたくさんのサンゴが見えてきて、シュノーケリングが楽しめます。

北東に向いていてほぼ正面に鳩間島が見えます。

浜は砂が細かくさらさらしているので、危ないものだけ気をつけて裸足で歩くと気持ちいいですよ。小さいお子さんは砂遊びにもってこいです。

ハブクラゲに刺された!

“ハブクラゲはごく浅いところにいる“というイメージと、波打ち際にいれば水面に目視できるので

ちょっと深いところまで進めば大丈夫!と思っていました。腰の高さまで進んで、子供と手をつないで歩いていました。

入水5分もしないうちに・・・

ん?なんか痛い・・・あれ?痛い?

『痛い!!!!!』

移住して4年目。ああ、とうとうこの時がきた、と思いました。

浅いところにいる。を信じてある程度深いところまで移動して遊んでいたのに。
ちゃんと衣類でカバーしてきたのに。

レギンスとシューズの間のちょっとした隙間に巻き付かれてしまったのです。

とりあえず足をもつれさせながら浜へ逃げ・・・

刺されたら、どうすればいいの?

これまで海の安全講習に参加したり、島内のスーパーや港には注意喚起のポスターが貼られているのでハブクラゲについての対処法にふれる機会は少なくなかったのに、
その場では動転して全く正しい順序が思い出されませんでした。

何はともあれ、「酢をかける」がよさそうです。

慌てて先に触手を取ったのですが(直接は触らず)、酢をかけることで触手の毒が中和されるらしく、取り除く際に毒が残らないと言われるためまずは酢をかけてみましょう。
ただ、刺されて2日後に診療所に行ったのですが、先生に聞いたら「順序はどちらでもいい」ということでした。
今考えれば子供も怖がるし、現場ではまず落ち着くべきだったなと反省。
酢を持ち歩いていないので、とにかく帰宅。

【1】酢をかける
米酢、穀物酢など食用酢ならなんでもOKです。島の人から聞きましたが昔はシークワーサーの木がどこの家にもあったから、シークワーサーを絞って刺されたところにかけたよ、と。要は酸性ならいいということでしょうか?

【2】触手を取り除く
素手でとる人もいるようですが、私はとにかく被っていた帽子を使って慌てて取りました とっても細いです!

【3】 洗い流して氷水で冷やす

幸い、痛みは2時間程度で引きました。痒みも感じられず、腫れも酷くなく、患部の日焼けだけ気をつけて普段通り過ごしました。
早く冷やすのが効果的なようですね!

刺されて2日後の様子

氷で冷やしたあとは見た目も大きな変化がなく痛みもなかったうえ、診療所は激務のはずなので、自然と治るのを待つつもりだったのですが、時間の経過とともにドラえもんレベルまでみるみる腫れていきました。ついにふくらはぎのあたりまで太くなってきていよいよ心配に。
痛い・痒いはたいしたことないのですが、足に持病があり悪化すると困るので結局診療所で診てもらうことに。自分の不注意で申し訳ない。
明らかな左右差です

 

診療所では水ぶくれを潰して、軟膏を塗ってもらいました。処方された軟膏はこちら。

塗布3日目。腫れが随分引き、徐々に紫色になってきて、かさぶたっぽくなってきました。

ハブクラゲ対策まとめ

島の人いわく、まるまビーチにはハブクラゲが風で流されて浜へ浜へと集まってくるけど、
この日はやや強めの南風。風が浜と逆向きのため風に押されて鳩間島の方へと流されて深いところにいたのではないかというその人の一説でした。
・ハブクラゲが見かけられる時期(5月~9月ぐらい)を避ける
・ハブクラゲが見かけられるビーチは避ける(まるまビーチは多いです)
・隙間なく肌を保護する。薄い生地でもガードできます。
衣類を着ることで日焼け止めの使用量が減り、海の環境のためにもなりますよ!
この細~い触手に恐ろしい攻撃力が!

じゅうぶん気をつけて海遊びを楽しんでくださいね!

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