こんにちは。西表島在住の you- です。
数回にわたるシリーズで、西表島の端から端まで、実際にドライブした記録をお届けしようと思います♪
ドライブ①の前回は、「起点」の白浜をご紹介しました。
今回は、いよいよ出発です!
皆様も、一緒に島をドライブしている気分で味わってくださいね。
「起点」白浜を出発!
『白浜港』
船でしか渡ることのできない集落「船浮」へは、ここから定期船で。
詳しくは、こちらをご覧くださいね。
⇒ 西表島の隠れたおすすめ:船でしか行けない集落「船浮」と「イダの浜」
左側に見える東屋は、夏も海風がとっても心地よく、休憩するにはもってこいの場所です♪
トイレは、右の赤瓦の建物(待合室)内にありますよ。
ドライブの出発前に済ませてくださいね!
右へ大きくカーブして、最初の案内標識です☆
今回は、どこまで行けるかな?
島唯一の『西表トンネル』をくぐりますよ!
全長675m。短いですが、日本最南端・最西端のトンネルです(*^^*)
反対の祖納側の入口は、こんな感じです。
祖納(そない)地区までは、海を見ながら走ります♪
『まるま盆山』の夕陽
目の前の まるっこい離れ小島が、三線の歌にも出てくる『まるま盆山(まるまぼんさん)』です。
毎年10~11月、国の重要無形民俗文化財にもなっている『節祭(しち)』は、この前泊の浜で行われます。
ココに座って、海を眺めていると、本当に時間を忘れてしまいますね。
島内で美しい夕陽が見られるスポットの1つでもあります。
「マルマ盆山節」歌詞
ヨーホー まるまぼんさん ゆにゃゆにゃ見りば
風ぬ根ゆ知ち 居ちゅるシルサヤ
(まるまぼんさんを夕方ごとに見ていると
風の吹く方向を知り木に座っている白鷺(シラサギ)よ)
「1番の歌詞にある“ゆにゃゆにゃ”とは、日は完全に落ちているが、薄暗く見える時間帯を言います。
明日、南風が強い時は 浜から見るマルマ盆山にたくさんの白鷺がとまります。
明日、北風が強い時は白鷺は反対側にとまるので、浜から見るマルマ盆山には白鷺は見えません。
風の吹く方向を知ってマルマ盆山にとまる白鷺の動向で、明日の風向きを知ることができる、ということを唄っているのです。」とは、三線師範のことばです。
最も古い 祖納地区
祖納は、西部の中でも最も古い集落で、今もなお 伝統文化が受け継がれています。
その昔は、石垣島を結ぶ船は、この祖納港に到着していたそうで、西部地区の玄関口でもありました。
なので、西部地区の生活に重要な施設は、全て この集落にあります。
『診療所』
『郵便局』
NTT西日本の『電話交換局』もあります。
昔は・・・って、ほんの50年程前のことだそうですが、
実際にここで、電話交換手の方が手作業で電話を繋いでいたと聞いています。
それ以降の島の電話事情の発展が、とっても目覚ましいということですね!!
『スーパー』もあります。
食料品、日用品、文具、雑貨、園芸用品、etc. なんでも置いてます(笑)
そして、起点でも紹介した『子午線モニュメント』は、こちらの祖納側と繋がっています☆
そうそう、大事な公衆トイレは、さきほどのまるま盆山前にあります。
ここから先は、しばらく公衆トイレがありませんので、ご注意ください!
干立地区/『星立天然保護区域』
祖納のお隣、この道を左に入ると、干立(ほしだて)地区です。
祖納同様、古くからの集落で、
防風林に囲まれた屋敷、フクギとヤラブの並木やサンゴの石垣など、かつて八重山のどこにでもあった風景が、今もなお、静かにそこに残っています。
また、干立集落の後側から浦内川河口に発達するマングローブ林と、干立御嶽のヤエヤマヤシの自生地が『星立天然保護区域』となっています。
この地域には、八重山だけに生えるヤエヤマヤシ、八重山が北限地となっているミミモチシダなどの貴重な植物が生えています。
集落入口には、<天然物指定された石碑>もあります。
この先、浦内橋までは、まーっすぐな道です。
まとめ
今回は、西表島西部地区の古い集落あたりを走ってきました。
徐々に、新しく急成長した地区へと、進んでいきます!