昭和12年創業の「トニーそば屋 永福食堂」の八重山そば

昭和12年創業の「トニーそば屋 永福食堂」の八重山そば

こんにちは!ゆるきゃんです。

今回は昭和12年創業の「トニーそば屋 永福食堂」の八重山そばをご紹介します。石垣島で一番リーズナブルな島そばがここにはあります。

730交差点から旧市役所方向へ向かうと青い建物が見えます。「トニーそば屋 永福食堂」は旧市役所の交差点からすぐ、バニラデリの真向かい側にあります。離島ターミナルから徒歩で10分ほどです。

昭和12年(1937年)に創業した「永福食堂」の建物は青一色の店構え、目を引きます。

今まで「永福食堂」ののれんを一度もくぐる機会がなかったのですが、石垣島に移住して7年目に初めて入りました。

店内に入って誰もいなかったので、まずメニューを見てから「すみません」と声を書けたところ、おねえさんが注文を受けてくれました。

そばはサイズがあり、300円の容器は子どもが食べるくらいのサイズです。わたしは500円のサイズを注文しました。

八重山そば探訪という感覚でテーブルに座り待っている間に店内を見回すと、知らない俳優さんの写真の数々がありました。

今まで食堂に入ってドキドキするようなことはなかったのですが、見たことのない俳優さんの写真に面喰いました。名前を聞いてみると、赤木圭一郎(通称トニー)という日本の映画界の俳優さんでした。店内には1枚だけ石原裕次郎のポスターがあったので、少しだけ馴染みのある俳優さんもいて、我に返りました。

私が生まれる前に人気のあった俳優さんもいるに決まっているのですから、それほど歴史ある食堂なのだと分かります。

うっかり、そばの紹介をするのを忘れてしまうところでしたが、こちらが八重山そば(500円)です。

今日は会えませんでしたが、オーナーの通事さんのことは何度も見かけたことがあり、通りがかりで会釈した程度ですが、今日はおねえさんが八重山そばを運んできてくれました。

ここのそばの変わらない歴史を感じました。時期を逸したらもうなかなか会えないそばなのではないでしょうか。そうとしか表現できない何かがここにはあると思います。

そしてユニークなのは、お会計をするときは鐘を鳴らすとおねえさんが出てくるところです。

「永福食堂」はそばをいただく以上に石垣島の思い出になると思います。トニーそば屋「栄福食堂」を応援するファンの方もいらっしゃいます。

通事(とうじ)国浩さんのピパーチポスターも貼ってありました。昭和のプロマイドを彷彿とさせる魅力がありますね。

ピパーチは通事(とうじ)さんが自家栽培で手づくりのものを販売しています。100% ピパチ(島胡椒)です。栽培から収穫までしています。その他にトニー食堂Tシャツなどもありました。ギターも壁にかかっていたのが印象的ですね。また屋上のハンモック体験もあり面白く飽きさせません。

石垣島の旅の思い出にトニーそば屋「栄福食堂」はおねえさんが昼間、当事(とうじ)さんは夕方からの担当だそうです。今回一番聞きたかったのはトニーそばの名のゆえんですが、「永福食堂」ののれんがくぐれたので石垣島探訪を果たせてよかったです。

ごちそう様でした。

栄福食堂(トニーそば)

住所 沖縄県石垣市大川274

電話 0980825838

営業時間 8:30~23:00 

年中無休 

HP

昭和12年創業のトニーそば屋「永福食堂」の八重山そばはいかがでしたか?

ぜひ機会がありましたらお試しください。

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