こんにちは!西表島在住のminamiです。
10月14日に開催された、住吉入植祭の後夜祭に行ってきました。
離島の小さな集落とは考えられないほど、見どころいっぱい、ボリューミーで豪華な催しとなっていました。
その様子をごらんください!
住吉入植祭とは
宮古島から、西表島の開拓のために来島(入植)したことを記念してのお祝いの儀のようです。
今年は、入植75周年ということです。
75年というと歴史的に浅いような気がしますが、実際に集落に住んでみると集落を継続させるのは大変なのだなあと感じます。
今年が75周年というと竹富町の町政施行と同じですね。
この日は朝早くから、地域住民の方々により、公民館での記念式典や住吉神社へ旗頭の奉納、祝賀会が行われていたそうです。
記念式典では、実際に開拓に携わった移民の方(入植一世と呼ぶそうです)に感謝状が贈られたとのこと。
当時の西表島はどんな感じだったのでしょうか。
今でこそ住吉地区は西表随一の人気エリアみたいになっていますが、山深いこの島を切り拓くのは大変な苦労だったのではないでしょうか。
後夜祭のプログラム
盛りだくさんの内容となっています。
まずは青年部の皆さん。
女装してのダンス。よく見るとアンガマの面をつけていますね。もちろん、大盛りあがりでした。
学校行事等でもお父さん方の女装は度々披露されますが、本土の学校でもこのような趣向の余興はあるのでしょうか?
次はバルーンパフォーマンス。
風船を膨らましながら観客席を回るのですが、いつ割れるかと全員ヒヤヒヤ。
最後は大きなタコ(蛸)ができあがり、なぜパフォーマーさんが赤いコスチュームを着ていたのか納得。歓声が起こりました。
婦人の皆さんによるダンス。
いつもと違うママさん達の姿。かっこよくてセクシーなダンスで、見入ってしまいました。
みんなお待ちかねのエイサー。最後はお客さんも巻き込んでみんなで踊りましたよ。
もちろん、池田卓さんも登場。
人気居酒屋の本格屋台とこども向け屋台
島内の人気居酒屋による屋台が出ていました。この日はお店と違うメニューも充実。
私は「里主」のまぜそばを食べました。
食欲に負けて写真がありませんが、他にも一隼の餃子や唐揚げ、焼き鳥、そば、祭りの終わりの方は売り切りで段々と値段が下がってきたためタピオカミルクティーを3杯も飲んで、きゅうりの浅漬けも2本食べました。
こちらはこどもにうれしい、昔なつかしの屋台。
ヨーヨー釣り、スーパーボールすくいができました。
豪華すぎる景品の抽選会
屋台で利用できる1,000円のチケットを受付で購入すると、番号がついてくるのですが、それが抽選番号になっています。
景品は自転車や大型テレビ等内容が豪華なうえ、数が多く用意されていて、たくさんの人が何かしらもらえたと思われます。
私は、先に帰った友達から抽選券を託されて、7枚持っていましたが、持ち前のクジ運のなさで、一枚も当たりませんでした。(慣れてるから大丈夫)
一等を当てたのは、パイン早食い競争で優勝した方。おめでとうございます。
ラストは感動の花火
小さな離島にいると、打ち上げ花火など見かけないものかと思いますが、催しでは時々見ることができます。
嬉しいですね。しかも思いの外大きいものが次々と上がり、驚きました。
島ではみんながみんな知り合いである分、一つの行事が行われるまでの背景を見聞きする機会が多くあります。
準備での苦労話を聞いたり、昼間仕事をして夜は毎日練習をしているのを見ると、感謝や労いの気持ちが湧いてきます。
最後の最後まで楽しませてもらいました。
住吉集落の皆さん、本当にありがとうございました。