マフィン型で♪台湾パイナップルケーキ風タルトレット[グルテンフリー]

台湾パイナップルケーキってどんなお菓子？

こんにちは！つむぎです。皆さんは「鳳梨酥」(オンライソー)をご存知ですか？
パインの餡をクッキー生地で包んだ焼き菓子で,日本では「台湾(風)パイナップルケーキ」の名で知られています。
台湾の土産菓子ですが、東京にも専門店が出るほど、日本でも人気のあるスイーツです。

台湾語でパイナップルを意味する「鳳梨(オンライ)」は、「幸運が来る」という意味の「旺来(オンライ)」と発音が同じ。そのため台湾では、幸せを招くお菓子として贈り物にも用いられています。

そんな縁起のいい台湾パイナップルケーキですが、おうちで作るとなると、パインを煮詰める作業や専用の型が必要で、かなりの手間ひまがかかります。
そこで、マフィン型と市販のジャムでも作れるよう工夫してみました。
手軽にできて美味しいグルテンフリーのレシピが完成したので、ご紹介いたします!

米粉の台湾パイナップルケーキ風タルトレットのレシピ

和菓子用の上新粉で台湾パイナップルケーキ(以下、パイナップルケーキ)の食感を再現するべく試作を重ねたクッキー生地。
実は、沖縄のクッキーとも言える”ちんすこう”がベースになっています。
ちんすこうのホロホロ食感を活かしつつ、パイナップルケーキのしっとりした口当たりを出すため、ちんすこうの材料である【薄力粉(ここでは上新粉)・砂糖・油脂分】に卵や生クリームをプラスし、ジャムでも成形しやすいタルトレット形に焼き上げました。

一晩おくと生地とジャムがしっとりなじみ、より美味しくなります。

準備
・バターを600Wレンジで30秒程加熱し溶かします。
・シークヮーサーの皮を塩でこすり、ワックスや農薬を洗い流しておきます。

1. ボウルに★をすべて入れ、泡立て器で混ぜ合わせます。
2. 卵を卵黄と卵白に分け、卵黄を先に1に加え混ぜます。
   全体の色が均一になったら卵白も加え、さらに混ぜましょう(全卵を1度に加えるより混ざりやすいため)。
3. 上新粉を加え、ヘラで切り混ぜます。
   粉っぽさがなくなり粘りが出てきたらラップに移して包み、冷蔵庫で1時間休ませます。
   製菓用米粉を使う場合は、写真の生地の状態を目安に米粉の量を調整してくださいm(_ _)m
4. 型にバター(分量外)を塗り、茶こしで上新粉(分量外)をふって余分をはたきます。
   オーブンを170℃に予熱。
5. 手に生地がくっつかないよう上新粉(分量外)で手粉をし、マフィン型1個分の底の大きさに合わせて生地を取り分けます。約1cm厚さの円形に広げ、底が隠れるように型に敷きます。
   残りの3個も同様に。
6. 口金をつけた絞り出し袋に残った生地を移し入れ、型の側面にドーナツ状に絞り出します。
7. 真ん中のスペースにジャムを入れ、予熱したオーブンで25分焼きます。
   20分程たったら焼け具合をみて、焦げそうなら残りの5分はアルミホイルをかぶせて焼成。
8. オーブンから取り出し、型に入れたまま粗熱を取ります。
   冷蔵庫で1時間冷やし、ナイフ等を使って型から出したら完成♪

手作り台湾パイナップルケーキにおすすめのジャムソース

今回フィリングには、石垣島パスタ屋ミーレさんの「石垣島パインとシブイ~冬瓜~のジャムソース」を使いました。パインとシークヮーサーの風味が口いっぱいに広がる、さわやかなソースです。

“シブイ”は冬瓜を意味する沖縄の方言。「ジャムに冬瓜」って意外ですよね。
でも実は、本場・台湾のパイナップルケーキにも、パインと一緒に冬瓜が使われることが多いのだそうです。
水分の多い野菜ですが、こちらのジャムは果物のみずみずしい風味が濃縮されていて冬瓜の面影はなく、手作りパイナップルケーキをお店の味にランクアップしてもらえました!

私はJAゆらてぃく市場で見つけましたが、
「コロナに負けない!石垣島応援オンラインショッピングサイト ISHIGAKI FAN MARKET」
でも購入可能です。
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生産者さんを応援しながら、おうちで石垣島の名産品をおトクに堪能できるチャンス。
この機会にぜひチェックしてみてください!

台湾パイナップルケーキ風タルトレット、いかがでしたでしょうか？
スコーンとパウンドケーキの中間のような、しっとりホロホロ食感の”幸せを招く”焼き菓子。
皆さんもぜひ、秋のティータイムや手土産スイーツ用に、作ってみてくださいね♪