Fuyuです。石垣島北端に西久保崎というすごく美しい岬があります。ぜひ皆さんに行ってほしいのでご案内します。ただし、天候によりますが、いつもものすごい強風が吹いていますので、風対策だけはきちんとしてください。帽子は紐がなければ飛びます。スカートが短いと若者たちが大変喜びます。髪型なんか気にしてる余裕はありません。(^^)/
足の弱い方は特にご注意ください。
平久保半島
石垣島北東方向に、野底半島があり、野底半島の先に、長―く突き出している半島が平久保半島です。二つ合わせた長さは18kmあります。半島の西側が東シナ海、東が太平洋です。その大半は西表石垣国立公園に指定されています。そして突端の平久保岬は石垣島の最北端です。半島のくびれたところは幅270mほどで、船で半島を迂回するより船を担いで半島を横切るほうが早いことから「船越(フナクヤー)」と名がついています。
アクセス
県道206号を北上し、ほぼ終点近くを、道標に従って左折します。
ここを見逃しても1km先で行き止まりになるのですぐわかります。<地図>
さらに道標に従い2回ほど左右折し、
2回ほどテキサスゲートを越えれば駐車場に到着します。無料駐車場のキャパシティは4~5台しかないので、シーズン中でなくても駐車場手前での路駐を覚悟してください。
ただし、周囲に住宅や事業者は何もないので、路駐しても誰にも迷惑は掛かりません。トイレ、自販機はあります。
※ もし徒歩の場合、テキサスゲートをハイヒールで通行することは出来ません。ご注意を。
平久保崎灯台
灯台、展望広場はカップルの記念撮影のメッカです。展望広場には「恋する灯台のまち認定証」などというプレートがかかっていました。<地図>
だって 日本ロマンチスト協会ってだれが作ったんだろ。
夕日の名所として特に有名です。
展望広場の横に、岩がごつごつした丘があります。そちらに上ればさらに素晴らしい景色が望めます。足に自信がある方はぜひ上ってください。
平久保遠見台
ガイドには「平久保岬(平久保遠見台)」と書かれていることがありますが、平久保遠見台は、平久保岬近くにある中世の海の監視所のことです。具体的には展望広場の東にある、少し高い山のことで、山頂にはごつごつした岩が見えています。ここに17世紀ごろ以降に琉球王府の監視所、先島諸島火番盛(さきしましょとうひばんむい)の一つが設置されていました。石垣島には、ここのほかにあと1か所または2か所設置されていたといいます。そのうちの一つは川平火番盛でした。(川平火番盛は聖地になっているので立ち入り厳禁です) 遠見台は沖縄本島と行きかう船のほか、外国船の監視などをし、遭難船舶を発見したら救助をしたほか、島の役所(蔵元)へ通報することを業務としていました。蔵元への連絡には、平久保遠見台で挙げる烽火(のろし)を川平火番盛で中継し、石垣の蔵元に伝えていたようです。これらはさらに、遠く琉球王府にまでの通信にも使われていました。<地図>
遠見台へ踏み込むのは安全ではありません。
平久保半島の案内
平久保サガリバナ群落
平久保半島を走る県道206号途中に「SevenColors石垣島」というカフェがありますが、その向かいを東に森に入って行きます。少し走ると車を止める場所があり、そこからは徒歩になります。<地図>
サガリバナはシーズンが6~8月で、夜になると花を咲かせ、朝に散ります。ツアーもあります。鑑賞できる時間は夜の8時以降で日の出までです。
サビチ鍾乳洞
「サビチ鍾乳洞」は自らパワースポットと公表しています。平久保半島付け根の伊原間(イバルマ)にあり、道路際に大きな看板があるのでとても目立ちます。<地図>
鍾乳洞の片方の出口は海岸に開けており、プライベートビーチになっています。満潮の時はぎりぎりまで海になっていますので、干潮の前後がねらい目です。
モーターパラグライダー
乗ったことはありませんが、岬から見るパラグライダーがとても羨ましかったです。<地図>
住所: 石垣市伊原間249-42
TEL: 080-1076-5844
パラグライダー体験 大人¥10,800/小人¥8,600