こんにちは!ゆるきゃんです。
島唐辛子を使った「コーレーグース」は石垣島をはじめ沖縄県民にとって、そば文化に欠かせない辛味の強い調味料です。沖縄・離島の食堂などでは、そばに「ピパーチとコーレーグース」は定番の調味料セットとして、ほとんどの食堂に置いてあります。そこで、今回はコーレーグースの特徴と、つくり方をご紹介します。
2.「コーレーグース」のつくり方
1.「コーレーグース」とは
「コーレーグース」は泡盛と島唐辛子が原材料で、香りと味わいは独特です。この瓶入り泡盛と島唐辛子を沖縄では、「コーレーグース」と呼んでいます。それをピパーチとともに島そばに少量入れて食べます。もちろん、好みもあるので、入れないでそのままでそばを食べる人もいます。
石垣島は「コーレーグース」を家で手作りするのが一般的ですが、もし県外で島唐辛子が手に入らない場合は、風味は変わりますが、手軽に手に入る鷹の爪でつくることもできます。もし島唐辛子が手に入るようでしたらぜひ手作りするのをオススメします。それぞれの家庭によりますが、そばに限らず和え物や使用するなど用途は様々です。
2.「コーレーグース」のつくり方
初めてつくる時は、小さめの瓶や中瓶サイズでつくるのをおススメします。
石垣島をはじめ沖縄の泡盛を用意します。島唐辛子は50gくらいで250円ほどでゆらてぃくに販売しています。一般家庭で使われる25~30度の泡盛がポピュラーです。
唐辛子の量を多めに入れると、液体の中で動くことがなくなります。出来栄えを大事にしたい人は、唐辛子を入れる時に瓶の中の上下を意識して均一に入れていくようにします。
1.ヘタはとらず、島唐辛子は水洗いし、水気を拭きとり乾かします。
2.使用する泡盛の瓶は清潔な瓶か、空瓶は煮沸して乾かし泡盛を少し入れてすすぎます。
3.泡盛の空瓶に島辛子を入れ、塩ひとつまみを入れ、フタする手前まで泡盛を入れます。
4.フタをしめ涼しい場所で保存し、2週間~3週間ほど経過したものから使います。
(もっと簡単に作りたい時)
泡盛を半分まで使った泡盛入りの瓶に下処理した島唐辛子と塩を入れてできあがりです。
瓶の中の唐辛子が赤い時期は、泡盛をつぎたせば使えます。
鷹の爪でつくる場合も丸のまま入れます。
島唐辛子をおいておくと害虫よけにもなりますので、お米ひつに入れたり、水をはった入れ物に入れておくとよいです。
『石垣島のぬちぐすい 島唐辛子とコーレーグース』はいかがでしたか?ぜひ機会がありましたらお試しくださいね。