こんにちは!ゆるきゃんです。
石垣島アートホテルで半年間にわたって開催されている「島の手仕事展Ⅲの第三章」、現在は「染と織 (染め物・織り物)」が開催されています。さっそく今回は「The ART SHOP」の「島の手仕事展」の展示内容をご紹介します。
前回開催された第二章のテーマは、「くらし(民具・木工品)」でしたが、作品の数々を通しあらためて石垣島に在住する作家さんの存在を身近に感じることができました。
今回は「染め」と「織り」にまつわる品々が豊富に並び、石垣島の染めと織りの歴史とともに現在の職人の手仕事の奥深さにとても感動しました。
今年で3回目の開催となる「島の手仕事展Ⅲ」は全部で3種類の展示内容をそれぞれ2ヶ月ずつ開催し、現在は染と織(染め物・織り物)が開催中で、3月30日まで「The ART SHOP」に展示販売されています。
「島の手仕事展」は、三章のカテゴリー別に構成された展示となっています。
第一章 やちむん(焼き物) 2020年10月3日~ 2020年11月29日
第二章 くらし(民具・木工品) 2020年12月2日~ 2021年 1月30日
第三章 染と織(染め物・織り物) 2021年 2月2日~ 2021年 3月30日
1.島の手仕事展 染と織(染め物・織り物)
2.第三章 染と織(染め物・織り物)展示販売協力先
1.島の手仕事展Ⅲ 染と織(染め物・織り物)
古代の知恵としての染めは、植物を愛情を込めて育てるところから藍などの自然染料を使い、受け継がれた技術にそれぞれの経験をアップデートして伝統は続いていきます。
自然の恵みからつくった糸を伝統的な技法で織り上げた作品の数々は、誰かと自分が使うためにあるものです。
より生活に生きるものを真心を込め届けるものとして、手仕事の深い魅力がここにあります。
2.第三章 染と織(染め物・織り物) 展示販売協力先
・ISHIGAKI SILK
無農薬で桑(くわ)を栽培し、蚕(かいこ)を育てた繭(まゆ)から、糸を挽き自然染料で染め機を織ります。光沢の美しいシルクと島色と自然色の調和が楽しめます。
・西表島 藍夏aika
島の植物で染める微妙な色彩を通して西表島の魅力を味わえます。多様なアイデアを駆使した藍夏さんの豊かなアイデアをご覧ください。
・西表手仕事センター
西表島在住の竹富町織物事業協同組合の方々の角帯・テーブルセンター・ポシェット・ブックマーク(栞)などの作品が並んでいます。生活になじむ作品の数々です。
・亀田 恭子
西表島の自然を直にまとっているような作品を生み出している亀田さんは、色の組み合わせが魅力、その帯地を見ることができます。
・花藍舎(からんしゃ)
沖縄本島うるま市の工房「花藍舎」は沖縄の大地で育まれた琉球藍色の手織り布が展示されています。生活を豊かに彩る藍の魅力をお楽しみください。
・SAKURA YONAGUNI
島の植物で絹糸を染め織る与那国花織の雑貨は洗練されたテイストで登場です。絹の柔らかさが心地よいマスクも販売しています。
・shimaai
石垣島で愛されているshimaaiに使われている藍は愛情たっぷりかけて育てられています。藍染の雑貨をはじめ、シャツの染め直しサービスなどのの新しい取り組みが注目されています。
・白保の織友/染織工房なわた
麻の繊維から糸をつむぎ、草木で染め手織りした八重山上布などの作品や、ポーチをはじめ雑貨も充実しています。
・takonoki
カラフルな色使いでかわいらしいデザインの紅型作品を生み出しています。Tシャツ・トートバック・お守り・コースター・ヘアゴムなどの雑貨も充実しています。
・福ん黄(ふくんき)
姉妹分業でデザインから紅型づくりと縫製を通し作品を生み出す福ん黄は、豚革を紅型で染めた「縫染革」シリーズ・雑芥・リネンストール(福木染め)を販売しています。
・前津雪絵
西表島の恵みから生まれる染織を手掛けている前津さんは、暮らしに寄り添う布づくりを目指して作品を生み出しています。今回は名古屋帯とショールをご覧ください。
・やちむん館/工房 沙夢沙羅
島の民具や焼き物などを扱う「やちむん館」は古布を通して先人のロマンを感じさせます。その風合いを感じてください。
・藍布工房 (らんぷこうぼう)
藍を苗から育てて40余年、染め物の色の変化を楽しみながら作品を生み出す藍布工房ではプラウス・コート・バックなどの小物まで紹介しています。
[展示場所]
アートホテル石垣島1F
The ART SHOP ギャラリーゾーン
[開催時間] 7:30-21:45
※入場無料
〒907-0022 沖縄県石垣市大川559
0980-83-3311(代表)
「 島の手仕事展Ⅲ 第3章 染と織(染めと織り) 」はいかがでしたか?
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