こんにちは!ゆるきゃんです。
風にゆれるさとうきび畑は、石垣島の観光に訪れる人たちに豊かな原風景として思い出に残ることも多いと思います。
さとうきび畑をよく見かけてはいますが、市街地ではスーパーや商店で西表島産や波照間産の黒糖が多く、石垣島の黒糖という商品を探しても、なぜか見つからないことが不思議でした。
個人商店では黒糖を販売しているので購入しては友人に贈ったりしていましたが、よく調べてみたところ島産のさとうきびは産業として工場で製糖されていることが後でわかりました。
そのお砂糖が「石垣島のおいしいお砂糖」です。これは島産のさとうきび100%が使われています。
いつも砂糖のコーナーで「石垣島のおいしいお砂糖」は見かけていたのですが、石垣島産100%のさとうきびを原料にしていることに気づかないままだったのです。
ここで改めてもう少しこのお砂糖のことを知りたいと思い、今回は石垣島のサトウキビ畑の風景をお届けするとともに「石垣島のおいしいお砂糖」をご紹介します。
1.「石垣島のおいしいお砂糖」は100%石垣島産
2.石垣島製糖のおおまかな製造工程はどんな感じ
1.「石垣島のおいしいお砂糖」は100%石垣島産
石垣島にはさとうきび畑が随所にあり、製糖工場もあります。
「石垣島のおいしいお砂糖」の原料は 100%石垣島産です。
このお砂糖のための石垣島でのさとうきび栽培はあまり知られていないところのあるようですが、とても重要な島の産業なのです。それでも石垣島の塩や牛からしたら知名度は今のところ低いようです。
毎年10月に苗を植え、育ったさとうきび収穫し刈り取られた後の畑にはエサを求めてシラサギが訪れます。
さとうきびは絞ったあとの残りかすも「持続可能なさとうきび産業」を生むようになってきました。
また、さとうきびは台風の時も強い風にあおられ、根からなぎ倒されても台風一過2週間後には立ち上がってきます。台風で一度倒れてもたさとうきびは、時間を経て自然と起き上がってくる、素晴らしい生命力ですよね。
この雑草魂が南国沖縄石垣島で育つことのできる秘訣なんですね。
約1ヶ月の雨期(梅雨)を終え石垣島はに梅雨明けして本格的な夏が来ます。さとうきびは石垣島の太陽に照らされ元気に育ち続けるのです。
さとうきび畑のお世話をしてくださる農家さんに本当に感謝です。
2.石垣島製糖のおおまかな製造工程はどんな感じ
石垣島の自然が生んださとうきび産業、石垣島製糖は昭和36年から始まっています。
工場でのさとうきびを精製するまでの工程は、混合汁とシュレッテッドケーン (のちにバガスとなる)に分けられます。
混合汁はのちに清澄汁→シラップ→糖蜜→アルコール・飼料の原料として出荷されます。
シラップは原料糖となり、精製糖工場へ行くという流れになります。
名前だけで聞いても分かりずらいかもしれないのですが、最初はさとうきびの搾り汁から始まっているんだということがわかりますよね。そこから幾重にも工程を重ねています。
収穫されたさとうきびが農家から出荷され、石垣島製糖工場で精製されたら、のちに大日本明治精糖でさらに商品化されるという、ものすごく長い工程で「石垣島のおいしいお砂糖」はできあがるんですね。
驚きと感動で、感謝せずにはいられません。
「石垣島のおいしいお砂糖」がスーパーでは他のお砂糖より割高に感じましたが、今では納得価格です。
サイズには大小のサイズがゆらてぃく市場にも販売されています。
我が家では砂糖はあまり使わないのですが、甘すぎずやさしい味わいの「おいしいお砂糖」を最近は使うようになりました。
「石垣島のサトウキビ畑と「石垣島のおいしいお砂糖」」はいかがでしたか?
ぜひ機会がありましたらお試しください。