こんにちは、you-です。
竹富町が発表している「国保税の減免制度」を、少しでも多くの皆様に知っていただき、生活の救いとなるのならば、という思いで、『あなたは対象世帯?』を連載しています。
前回の記事では、国保税の減免制度を受けられる、「大前提2つ」までをお届けしました。
その「大前提2つ」をクリアーした世帯の、さらに次の条件を見ていきましょう。
『あなたは対象世帯?』判定フローチャート
竹富町役場HP掲載の「判定フローチャート」を見てみましょう。
(以下、番号はこちらで追加しました)
1 すべては「コロナの影響で」というところがキーワードです。
減収が、コロナの影響ではない世帯は『対象外』です。
2 はい → 申請により、国保税の全額が減税されます。
いいえ → 3 へ
3 給与で生計を立てている方向けの質問です。
個人経営者は「いいえ」に進みましょう!また、個人経営で、コロナの影響で廃業された方も「いいえ」に進みます。
はい → 『非自発的失業者の保険税軽減制度』を申請します。
いいえ → 4 へ
4 確定申告で「収入金額」にあたる部分です。(所得金額ではないですよ。)
事業・給与・不動産・山林収入のいずれかが、昨年(令和元年)の確定申告額と比べて、今年(令和2年)の額が10分の3以上減少(30%以上減少)する見込みですか?
記事を書いている8月中旬を例にとると、
- 今年1月~7月分は、すでに収支が確定しているので、その確定収入額を計算します。
- 8月~12月分は、見込収入額を決めます。
- それらを足して、昨年の確定申告「収入金額」と比べます。
はい → 5 へ
いいえ → 対象外です。
5 昨年(令和元年)の確定申告での、「所得合計額」です。
はい → 6 へ
いいえ → 対象外です。
6 4 で調べた収入以外で?と問い合わせたところ、例えば「株収入」だそうです。
はい → 申請により、国保税の一部が減免対象です。
いいえ → 対象外です。
いかがでしたか?
申請自体はとっても簡単ですし、役場に電話すると丁寧に教えてもらえるので、減免対象の世帯は、この制度を活用してみてはいかがでしょうか。
また、対象外の世帯でも受けられる、『徴収猶予の特例制度』というものがあります。
申請すると、1年間の徴収猶予を受けることができます。
この制度を活用したいという世帯は、役場に相談してみてくださいね。
減免を受けられる期間
令和元年度8期(令和2年3月以降転入者は、隋2期)~令和2年度課税分
*減免は、さかのぼって受けられます。すでに納入した方も、申請により還付されます。
申請期間
- 令和元年度8期(令和2年3月以降転入者は、隋2期)~令和2年度4期分:令和2年10月30日まで
- 令和2年度5期分以降:納付期限の7日前まで
(さらに後編に続きます)