こんにちは!
今回は、島かぼちゃのモンブランの作り方をご紹介します。
モンブランの土台にはスポンジやタルト、マカロンなど様々な食感の生地が使われますが、このレシピでは、クリームのなめらかな口溶けとは対照的な食感の、サクッとした米粉のタルト生地を合わせています。
何といってもクリームが主役のお菓子なので、この後ご紹介する「かぼちゃのモンブランタルト」の小麦粉のタルトや市販のタルトカップ、スポンジ生地など、体質やお好みに合わせて土台をアレンジしながら、気軽に作ってみてください。
米粉のタルトレットの作り方
土台には、マフィン型で♪台湾パイナップルケーキ風タルトレット[グルテンフリー]でご紹介した米粉のタルトレットを使います。
[材料 4個分]
★無塩バターまたはマーガリン…50g
★生クリーム…50g
★砂糖…20g
★バニラエッセンス…3滴
★塩…ひとつまみ
卵…Mサイズ1個
米粉…130~150g
[準備]
バターを600Wのレンジで約30秒加熱し溶かします。
- ボウルに★をすべて入れ、泡立て器で混ぜ合わせます。
- 卵を卵黄と卵白に分け、卵黄を先に1に加え混ぜます。
全体の色が均一になったら卵白も加え、さらに混ぜましょう(全卵を1度に加えるより混ざりやすいため)。 - 米粉を加え、ヘラで切り混ぜます。米粉の粒度によって適量が異なるため、下の写真の状態を目安に量を調整してください。
粉っぽさがなくなり粘りが出てきたらラップに移して包み、冷蔵庫で1時間休ませます。
- 型にバター(分量外)を塗り、茶こしで米粉(分量外)をふって余分をはたきます。オーブンを170℃に予熱。
- 手に生地がくっつかないよう米粉(分量外)で手粉をし、生地を4等分します。それぞれ、型の底と側面に生地をのばしながら、カップ状に形を整えます。
- 膨らみを防ぐためにフォークでまんべんなく穴をあけ、予熱したオーブンで15~20分、焼色がつくまで焼きます。
- 型に入れたまま粗熱を取り、冷蔵庫で1時間冷やします。ナイフ等を使って型から出します。
島かぼちゃクリームの作り方
クックパッドで大人気のかぼちゃのモンブランタルト by flan* 【クックパッド】 のレシピを参考にしました。
濃厚で、口溶けなめらか。
あっさり味の島かぼちゃでも濃いかぼちゃの風味を感じられる、上品な甘さのクリームです。
つくれぽ(実際に作ったユーザーさんの感想)によると「タルト生地も扱いやすくサクサクで美味しい」そうなので、土台のタルトを小麦粉で作りたい方はぜひ、こちらのレシピで作ってみてください。
買ってすぐの新鮮な島かぼちゃは未だ水っぽい状態なので、1週間以上追熟したものを使うのがおすすめです。
かぼちゃクリームとホイップクリームの作り方は元レシピ通りで、特に島かぼちゃ用のアレンジは加えていないので、こちらでは材料と分量を掲載させていただきます。
[材料 島かぼちゃのモンブラン4個分]
かぼちゃクリーム
裏ごしした島かぼちゃのペースト…130g (150gのペーストを裏ごしします)
生クリーム…100g
バターまたはマーガリン…10g
砂糖…30g
ラム酒…適量
(ラム酒の代わりにキルシュ小さじ1を加えても)
ホイップクリーム
生クリーム(動物性 乳脂肪分45%前後)…100g
砂糖…大さじ1
ホイップクリームに植物性生クリームを使う場合は、ゼラチンを加えるこちら(↓)のレシピで作ると、かぼちゃクリームの重さに耐えられるしっかりしたホイップができるのでオススメです。
ダレない!!ホイップクリーム☆☆ by のあぷ~ 【クックパッド】
夏場に作っても植物性でもクリームがシャキッとキープする、南国のお菓子作りに優しいレシピです。
島かぼちゃのモンブラン 仕上げ
絞り出し袋にモンブラン用口金をつけ、室温で冷ましたかぼちゃクリームを入れておきます(星口金で絞り出してもかわいいですし、絞り出さずにパレットナイフで塗っても洗練された印象に仕上がりますよ)。
- ホイップクリームをタルトに盛ります。スプーンで山型に整えながら盛り付けましょう。
- ホイップの上にかぼちゃクリームを絞り出します。ホイップクリームから数センチ上に口金をキープして、垂らすように絞り出すのがコツなのだそう。冷蔵庫で1時間ほど冷やしたら完成です♪
私が試した範囲では、2日ほど冷凍してもパサつくことなく美味しくいただけました(解凍は冷蔵庫で6時間)。
冷凍・冷蔵保存の際には、高さのあるプラスチック製フタつきカップが便利です。
裏返したフタにモンブランをのせ、その上にカップをかぶせて密閉すれば、形を崩さず保存できますよ。
島かぼちゃの美味しさがギュッと詰まった濃厚なクリームを堪能できるモンブラン。
ぜひ、ハロウィンや秋のおやつにお試しください。