イリオモテヤマネコ「子ネコ注意!!」

イリオモテヤマネコ「子ネコ注意!!」

こんにちは。西表島在住の you- です。
今回は、西表島内の道路沿いで見かける「子ネコ注意!!」の看板について、詳しくお伝えしたいと思います。

「子ネコ」とは?

西表島内で「ネコ」と書かれたものは、「イリオモテヤマネコ」をさしています。
なので、「子ネコ注意!!」の看板は、「イリオモテヤマネコの子ネコに注意してください!!」ということになります。

島内で話をするときには、飼い猫は「家ネコ」、イリオモテヤマネコは「ヤマネコ」と区別することも多いです。

「イリオモテヤマネコ」について

西表島でのみ生息していて、国の天然記念物にも指定されています。
2008年の調査結果では、推定で約100頭が生息しているとみられていましたが、減少傾向にあると考えられていて、現存種の中でもっとも絶滅の恐れが高い『絶滅危惧IA類』にも指定されています。

イリオモテヤマネコは肉食で、トカゲ、ヘビ、カエルやコオロギなどの昆虫、オオコウモリ、鳥類、テナガエビなど、さまざまな動物を食べます。

夜行性で、特に、日暮れ時や明け方に活発に動くようです。
昨年、私が見たのは、夜10時過ぎでした。道路の真ん中にちょこんと座った、かわいい子ネコでした♪

ほとんどが単体行動をしていて、2~4月頃が発情期のピーク、4~6月頃に1~2頭の子ネコを出産し、母ネコは夏の間に子育てをします。子ネコは、秋~冬頃には母ネコから巣立って、別行動をとるようになります。

「子ネコ注意!!」の看板について

先の説明のように、ちょうど今が子ネコの巣立ちの時期にあたるため、島のあちらこちらで目撃されているようですね。
毎月月初めに、このような『イリオモテヤマネコ運転注意マップ』が更新されます。


【画像:環境省西表野生生物保護センター提供】

寄せられた目撃情報をもとに、特に注意が必要なエリアに、このような注意喚起の看板が立ちます。

つまり、「このあたりで、最近イリオモテヤマネコの子ネコを見た人がいる!」ということですね(*^^*)
子ネコは、無防備に道路に出てきてしまうことがあるので、本当に運転に注意が必要です。

車通りの多い上原~船浦周辺では、特に注意していただきたい!ということで、最近、このエリア内にも新しく上の看板が立ちました。
矢印(この先⇒)と書かれたエリアから、次に見える 下の看板までの間が特に注意!ということですね。

道路の反対車線方向から見ると、終点看板の裏側が、矢印(この先⇒)付きの注意エリアスタートとなっています。

島民の皆様も、観光客の皆様も、子ネコに気を付けて、法定速度を守った 安全運転をお願いします!!

まとめ

今回は、「子ネコ注意!!」の看板の意味と、ヤマネコに配慮した安全運転のお願いをお届けしました。

西表島では、島民も観光客も、ヤマネコを目撃した場合には、「西表野生生物保護センター」へ情報提供していただくように、協力を呼びかけています。
特に、ヤマネコが『死んでいる・ケガをしている・車でひいてしまった』という場合には、24時間対応のヤマネコ救急ダイヤル(0980-85-5581)へ連絡をしていただきますよう、よろしくお願いします!


【画像:環境省西表野生生物保護センター提供】

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