石垣島で灯油は使われているのか

石垣島で灯油は使われているのか

こんにちは。石垣島在住の小石です。暖かい南の島で灯油は使われているのでしょうか。
灯油を使う時はどんな時かというと、石油ストーブが一番に思いつきますよね。石垣島に引っ越してくるまで、私もエアコンと併用して石油ファンヒーターを使用していました。ちなみに灯油は石油の一種で、石油にはガソリンや軽油など他の種類もあります。石油ファンヒーターで使用するのは灯油なので、灯油ファンヒーターという名前の方が個人的にはわかりやすい気がします。
そんな石油ファンヒーターで使われる灯油ですが、本州だとたいていのガソリンスタンドで購入できます。冬だと灯油を売ってくれる販売車も回っていますよね。
ですが、ここは石垣島。灯油の需要があるのでしょうか。あるとすると、どこで買えるのでしょうか。

1 何に灯油を使用するのか

なぜ灯油のことが気になるのかと言うと、引っ越した家のお風呂が灯油で沸かすボイラーだったのです。石垣島なのに灯油なの!?と関西から来た人間としては驚いてしまいました。でも、寒冷地ではお風呂をボイラーで沸かすことは珍しいことではないんですね。
だけどここは寒冷地でもないし、まず灯油が買えるのかしらと調べてみました。

2 灯油宅配サービス

ご近所さんに聞いてみると、専門の業者さんがあるとのこと。配達もしてくれるとのことで安心しました。石垣島のどこでも配達してくれます。私が紹介してもらったのは、㈲八重山熱工業(平得42-3)でした。

ENEOSも配達してくれます。ただし配達地域が限定されているため、市街地ならば配達してもらえますが、大浜より北部は配達地域外になっています。

3 ガソリンスタンドで購入

配達ではなく自分で持ち帰った方が安いはずと、宅配サービスをしているENEOSに電話をしてみました。かけるお店かけるお店が「店舗では販売していない」とのお返事。やはり南国での需要は少ないからなのでしょうか。
何店舗か電話をして、ようやく見つけました。ENEOSの石垣SS(登野城69 )では、店舗販売可能で持ち帰りもできるとのこと。やはり石垣島ではガソリンスタンドに灯油の給油機を置いている店は少ないようです。

4 灯油販売している支店で購入

昭和シェルのガソリンスタンドにも聞いてみたのですが、経営会社であるミヤギ産業株式会社(平得519-1)でのみ購入できるそうです。行ってみると巨大なタンクが置いてあり、大きなタンクを積んだトラックが給油していて、個人販売してくれなさそうな雰囲気。恐る恐る奥のプレハブにいる従業員さんに声をかけると、小分けしてくれました。

5 まとめ

石油ファンヒーターが必要ない地域であることと、ボイラーで給湯している建物が減っていることもあり、やはり需要は多くないようです。そのため、購入できる場所が限られており、価格も本州と比べて高め。ですが、プロパンガスで給湯するよりはランニングコストが安くあがります。
石垣島へ引っ越しされる際には、ボイラーが設置されているお家を選んでみてはいかがでしょうか。

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